今日もまた呟き

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家族会

運営家族会が終了した。自分の職場で、家族や保証人様に運営の方向性や、結果報告、質疑応答等を行う会だ。その会の席で、ワシが作ったDVDが上映された。(製作過程の日記は、DVDにリンクを貼った)制作した理由が全く別の物にあるため、上映された事に少々複雑な気持ちがあるのだった。

2007年が終わる頃、フロアリーダー交代と言う大きな事態が起こった。我々職員に取って、運営懇談会よりも一大事だ。ホームの運営よりも、働きやすい環境が整うかの方に、主軸が傾くのである。時々ブログにも書いていたのだが、この時にお世話になっていたリーダーが凄い人で、そのマネージメントぶり、仕事の早さ、介護技術、どれを取っても右に出る物はいなかったし、我が社以外の介護レベルから見ても、相当の物を持っていたと思われ、ナースと議論を交わす様は何とも頼もしいと感じたものだった。

その彼女がいなくなる事を知り、新しいリーダーが来た時、世代交代のまっただ中に置かれている事を特別視した自分がいた。その時に心が動いたのである。制作意欲がグングンわき、新たに大容量のハードディスク等を購入した。リーダー交代と、普段のホームでの生活を楽しむ利用者のスライドショーで構成した内容となった。それを去り行くリーダーにプレゼントしたかったのだ。

そのDVDは彼女の手に渡り、このプロジェクトは終了したはずだった。撮影に協力してくれたスタッフもDVDを見てみたいと言う事だったので、コピーしたのだが、他のスタッフが家族に見せたり、運営懇談会で上映したい等、自分の想いとは別の方向に事態が流れ出した。

3月に入り、運営懇談会で上映する旨が具現化してきた。リーダーからは、あの内容では上映出来ないと言われていたが、施設長がOKを出した事から一気に上映する方向へ流れ出した。一切、ワシに情報は降りて来ず、上映するか、しないか、だけが論点だった。ワシの想いなんて、関係ないのだ。

「piccoloさんが作ったDVD素敵です」普段、話もしない人達からそんな言葉を投げ掛けられるようになった。とても複雑だ。この気持ち、どういう風に表したら良いのか全く解らない。自分が作った物を、勝手に扱われている。まるでラブレターを読み回されているかの様な、複雑な気持ちが起きたのである。この事態を相談した、仲の良いナースが、ラブレターに例えて自分の複雑な気持ちはそこから生まれるのではないかと話してくれたのだった。自分の知らない所で、ラブレターを読み回されている。まわりの人から、良いラブレターだねと言われる。挙げ句の果てに、運営懇談会でそのラブレターを読まれてしまう。でも、そのラブレターを沢山の人に見せてあげたいのが施設長の想いなんだと話してくれた。介護を始めた時の、なんだか熱い気持ちを彷彿させる様な、温かい気持ちになれるDVDを、スタッフにも家族にも見せてあげたいと。そして、ここまで来たら、上映するのを我慢するか、それでも上映はしないで欲しい旨を話すかの2択しかないと話され、上映する事を我慢した。複雑な気持ちがするのは、ナースが話してくれた事が自分に落ちて来なかった事。上映するかもと言う曖昧な情報だけで、するのか、しないのかもはっきりせず、手直しを加えて欲しいと言われたまま事が過ぎて行った事。プレゼントした前リーダーが、この事態をどう思うのかと言う事。複雑な気持ちは、そんな所からやってきている。

老人ホームの運営に携る人達から、DVDがあって懇談会が良い方向に傾いた旨を聞き、少しホッとする。要望の高い利用者の保証人様を納得させられる会ではなかったようだが、上映が悪い方向に行く事を懸念していた自分は、この言葉で肩の荷が下りた。

運営懇談会が終わり、施設長からコピーを三枚頼まれ、現在DVDレコーダーがフル稼働している。その合間にこの日記を書いている。複雑な気持ちは、DVDレコーダーの起動音が、さらに拍車をかけさせるのだった。なぜ自分は頼まれたコピーを黙って行っているのだろうかと。

piccolo
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