今日もまた呟き

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母ちゃんが入院する日 ~その2~



いよいよこの日を迎えます。piccoloです。

母の居ない生活でも気丈に振る舞う我が子です。その晩初めて母親の居ない夜を迎えました。保育園の後も公園で1時間以上走り回り、疲れているはずなのになかなか寝付けない様子。やっと眠りについたのは部屋を暗くしてから一時間半が過ぎた頃でした。それでも泣くことはなく、父親としては偉いなあと思う事がしばしばです。この日、父として初めて息子と2人で過ごす日でもあったため、酒は飲まずにいました。子供が寝付いてからそぉっと夕飯とアルコールを頂きました。



保育園の連絡ノートを書き、毛細血管にアルコールが染み渡る感覚を別の角度から楽しんでいました。神聖な気持ちなのに、アルコールは摂取してしまうダメな親父だと。そんなダメ親父でも、息子の気丈な姿に感動しているのでした。もはやその感動をツマミに飲んでいると言っても過言ではありません。

一夜明け、早い時間に目覚めた我が子。朝食の準備をしようと部屋を出るとストーブがついてダイニングがめっちゃ温かい。「しまった…」息子の気丈な姿をツマミに飲んだ事でストーブを消し忘れてた。かと思いきや、婆ちゃんが起床の準備を整えてくれていたのでした。朝は焼いたハムと菓子パンしか食わないので特に料理は必要ないのですが、婆ちゃんも母の居ない孫の為に何かしなくてはと言う心理が働いている様です。ハムを焼き、他に食べたいものはないか訪ねてくれます。しかしそれ以上食べる事はありませんでした。

こうして奥さんが帝王切開の手術をする当日を迎えました。保育園に息子を送り出し、部屋の掃除をします。そんなこんなであっという間にお昼。なんだかソワソワして来ます。奥さんも昨日は眠れなかった様で、手術の不安と言うよりも、やはり初めて息子と離れて生活する事に色々な邪念を持った様でした。

手術の30分前くらいに病院に着きました。ちょうど義母と受け付けで会い、そのまま一緒に病室まで行くと何やら嬉しそうにな奥さんの声。やはり不安だったんだなと感じました。





抗生物質と水分の点滴をしていますが、管が体に入っていると病人の様です。誕生と言う嬉しい舞台でそう言う感情が芽生えるのは、母の病気が大きいのかも知れません。元気な家族を見ていると、こうして病院にある姿って少し心が痛みます。

あっという間でした。「頑張ってね」そう声をかけて30分。泣き声が聞こえました。義母と「!」目を合わせました。しかし、それから数十分なんの音沙汰もなく今のは違う泣き声だったんだと世間話に移ります。しかし逆算するとこの泣き声こそ我が娘の第一声だったんだと気付かされました。



連れてこられた子は、第一子にそっくりだと、ワシは思います。



ちなみに上の写真は第二子。
下の写真は第一子です。



決定的に違うのは耳と鼻かな?と思います。第一子は耳が、第二子は鼻がお爺ちゃん似と言う印象を持ちます。

父親のエゴで誕生したその日に妹に合わせたくて、上の子を保育園まで迎えに行きます。何やら事態を掴めていなかった上の子も、母方の婆ちゃんがいる事、母ちゃんが酸素マスクをつけてベッドに寝ている事、なにやら小さな赤ちゃんがいる事に、敏感にその状況を察知している様でした。何より数日ぶりに会う母に喜びを隠せない様子でした。



赤ちゃんが泣くと、「大丈夫だよ。大丈夫だよ。」と声かけてくれます。



ヤンチャだけど優しそうな兄。兄に比べて大人しい妹。piccolo家は何やら面白い事になって行きそうです。

病院の帰りに、お兄ちゃんにお願いしました。「父ちゃんと焼き鳥付き合って」と。妹の誕生に、男同士で乾杯しました。ワシはホッピー、我が子はみかんジュースで、焼き鳥をつまみながら新しい命の誕生に酔いしれたのです。

気づくと夜中。いや明け方か。婆ちゃんが作ってくれたカレーを食べた後、2人とも寝落ちしていたようです。今日も泣くことなく過ごすお兄ちゃんを愛おしく眺めるワシがいるのです。

piccolo
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