今日もまた呟き

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10年越しのDVD



お懐かしゅうございます。piccoloです。

先日10年以上ぶりぐらいで再会する人ばかりの飲み会に参加しました。同じ会社ですが、以前の拠点のスタッフが集結したのです。やはり10年戦士の看護師が退職するにあたり、古い面子を意図的に集めた飲み会でした。総勢7名。忙しい中皆よく集まってくれました。

お婆ちゃんになってる人もいれば、双子のママさんになってる子もいる。ワシみたいにパパになってる人も居るわけで、それぞれの時間の共有であっという間に会はお開きになりました。何より、ワシが結婚を通り越してパパになってることに驚かれたのは、当時から独特の雰囲気があったんだろうなと、改めて自分を見直すのでした。

退職される看護師さんへ花束贈呈となりましたが、ワシは花束ではなく違う贈り物を用意しました。それが10年越しのDVDだったのです。2004年当時に、やっと個人でDVDが作成出来る環境を整えられました。今みたいに簡単にDVDが作れる時代は、まだその頃には夢の世界でした。その世界が手に入った事で、職場の利用者様のスライドショーや、自分の旅行記などをDVDにした記憶があります。何より分かり易いプロジェクトは、職場のスライドショーでした。動画を織り交ぜたスライドショーを作るだけでも凄いと言われる。そのMovieを、DVDに焼ける。DVDでのMovieの共有が、当時からの自分の自己顕示でした。

今ほど個人情報にうるさくなかったので、個人のカメラで撮影する事をあまり咎められることも少なく、素材を探すと、こんなのも撮ってた。あんなのも作ってた。と、自分で自分のハードディスクに撮り溜められたコンテンツに驚きました。しかし逝ってしまったハードディスクも数知れずで、何処を探せど見つからない物もありました。でも、あったんです。ちゃんとメディアにバックアップを取ってありました。バックアップを取っていたことすら忘れていたのに、こうして自分の手元に素材が残ってることを運命的に感じながらオーサリングします。当時は片面一層しか焼けなかったDVDですが、今はダブルレイヤーに焼きこむことが出来ます。2008年でも、個人で片面二層のDVDを焼けても、DVDプレイヤーで見ることはまだ出来ませんでした。2015年現在、片面二層に焼けて、DVDプレイヤーで見られる。これが何を意味するか?当時作成したMovieたちを、1枚のディスクに収める事が出来ると言うことです。

飲み会が企画され、日程が決まった時、その期間がアクティビティーであると言う先人の言葉を思い出しました。イベントがある時は早めに知らせて上げなさい。そうすれば、それまでの期間がアクティビティーになるのだから。漠然と聞き流していましたが、今回それがどう言うことであるか悟ったのです。イベントに合わせて、それぞれが各々準備をする。服を新調する人もいれば、ヘアースタイルを整える人もいる。自分の特技を披露したい人はその技を磨き、料理を振る舞う人がいれば、当日の献立を考える。その教えを、初めて自分の物として感じることが出来たのです。それは勿論DVD制作です。新しいMovieを作った訳ではなく、出来上がっていた物を1枚のDVDにまとめたのですが、まだ誰にも公開していない物もあり、良くこんなの作ってたなと思うようなMovieたちを、皆どんな顔で見てくれるんだろう?そう思うだけで楽しくなります。

退職する看護師さんにだけプレゼントする予定でした。しかし奥さんに話をすると、「えー!せっかくだから皆に持って行ってあげなよ」と言われました。そんなもんかな?と思い、全員分のDVDを用意しました。全員に渡したら退職する人のプレゼントでなくなるんじゃないか。その邪念は見事に打ち消されました。

最初は退職する看護師さんにDVDを手渡します。「え?何?これ何?」と、何を貰ったのか解らない様子。しかしジャケットには11年前の家族会の時の集合写真が。「嫌だぁ。皆若いじゃない!ちょっとー嫌だぁ。」と、瞬く間に全員がDVDに釘付けになりました。表紙には集合写真を使用し、裏表紙には何十枚もの懐かしい写真を貼り付けました。皆、その写真1枚1枚に唸り声をあげます。「ああ!この人誰だっけ?」「このHさんめっちゃ可愛い」一瞬にして皆が笑顔になりました。その写真1枚1枚が、それぞれの思いを物語っているのを感じます。何より驚いたのは、2004年当時、Movie作成に難色を示していた男性スタッフの気に入り様でした。ずっとジャケットを見つめ、たまに遠くを見ています。そして二次会の間も、帰りの電車の中でも、DVDを手放すことはありませんでした。これだけ喜んでもらえたら、こんなに嬉しい事はありません。ノンリニア編集やオーサリング編集は独学ですが、ジャケット作成やフォーマットのノウハウを教えてくれた古き友人M氏に改めて感謝します。

ワシにとっても、知らない間にメディアにバックアップをとっていたくらい大事な思いがあったんだと思います。ホントに辛い毎日でした。でも、Movieの一つ一つからは、そんな邪念は見当たらず、温かさが伝わります。その想いを紐解き、共有出来る喜び。改めて想いをDVDに出来る事に感謝します。10年と言うエッセンスが加えられ、当時よりも熟成した物が出来ました。それはワシが作ったのではなく、時間の経過が成せる技なのです。長年やりたかった事が出来ました。大きな達成感と共に、同じくらいの喪失感があります。こんな事で燃え尽き症候群になるとは…

今はただ、過去にお別れを告げ、前を見るしかありません。美化出来ない現実と戦う為に、邪念に立ち向かう集中力を高めるのです。

piccolo
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