今日もまた呟き

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嫌な時代



介護現場12年目です。
piccoloです。

2010年辺りから、それは臭いだしました。ガチガチのマニュアル組織。リスクマネージメントに従った小回りの効かない方向性です。そして今また、嫌な時代に入ったと感じました。それは、離職者が増えて現場の組織図が変わったことで、人間関係が崩れてきたのです。

最近利用者の怪我が増えました。ここ1~2ヶ月で、剥離やアザの事故報告書が莫大な数になったのです。今までは見られなかった物が突然増えた背景を、現場をまとめる立場になった後輩達が検証している様子です。

まず新人が増え、介助に慣れていない事。それが問題なのではないか?と結論づいたようです。あとは、意識の薄さが、事態を重くしていると。ワシの様に、長く働いている者に、気持ちの緩みがあると言う事です。一生懸命なのは良く分かるのですが、方向性が違うと思うのは、ワシの意識の低さが原因なのでしょう……

立場がリーダーとなった入社3年の女性職員がミーティングの時にこう言いました。「ミルキングってわかりますか?」と。ワシと、一番新しい新卒の職員に向けてその質問は投げかけられたのですが、笑っちゃう訳です。同じ枠に収められてる事が。なぜならば、「尿の流出が悪い時は、ここをモミモミして流出を促して下さい」と、教えてきたのは先輩のワシら側な訳ですから。

なぜ、その質問をしてきたかというと、罠を仕掛けたんだそうです。連絡ノートを読んでるか否かの。そこにミルキングとは、これこれこう言う事(尿の流出を促す事)です。と言う申し送りを載せて、後日ミルキングって何の事か分かりますか?と、質問する。答えられない人は、はい!申し送り読んでない~と、魔女狩りみたいな事をやってるらしいのです。それをリーダーミーティングと言う名の会議で、検討事項に上げていると共有されたのですが、そんな時間があったらもっと他にやることはないのかと、言葉にこそ出しませんでしたが、呆れてしまったのです。ワシもその罠を仕掛けられたという事になります。先輩が教えてきた事を逆にわかりますか?って、滑稽極まりない事を平気で口にすることに、開いた口が塞がりません。

もっと深い罠なのかと、自分を疑いました。ミルキングと言っているが、実は全く 別の意味で、我々が使っていたミルキングと言う言葉と、カテーテル内の尿の流出を促す行為がリンクしていないとか、ちゃんと調べて教えているのかと指摘されてるのでは?と自分を疑ったのです。

医療用語って、現場に居ると用語名と行為をリンクさせて覚えていない事があります。例えばムンテラ。我々の現場では、特に医療の力を必要となった利用者の家族に、ドクターから説明する事を言います。旅立ちが近い時などです。良い意味合いでこの言葉を共有していました。しかし本当は、「言いくるめる」「騙す」と言うニュアンスの物らしく、あまり良い言葉ではないそうです。そしてミルキングは、ワシの環境の場合バルーンカテーテルの中で尿が固まらないようにその道筋を指で揉んで流出を促す行為を言っていました。しかし、それがホントにミルキングなのか、ムンテラなのか、というのは現場で働いている中であまり意味がないことなのです。ミルキングして下さいとナースに言われれば、疑いなく尿の流出を促してきました。ムンテラがあると言われれば、家族と話し合いがもたれるのであろう。そう言った漠然とした暗号であったわけです。

罠であると言われて、インターネットを開いてみると、主にドレン内のにたまった血液や体液を指や専用のローラーで流して上げるとあります。我々の環境で行っていることもミルキングと言うと書いてあります。彼らの言う罠とは、単純にミルキングとはなんぞや?でした。顔に出せば嫌がられるし、文句を言えばパワハラと言われる。しかし憤りを隠せませんでした。他にも、食事前に義歯を装着し忘れる事故を防ぐために、「入れ歯はしてますか?」声かけANDチェック運動強化と申し送りノートに共有されていたら、ノートを読んでないと推測される職員に指示して行わせ、ノートに書いてある事を実行しているか見てると言うのです。

ワシは後輩を押さえつけなかったと思います。自由なスタンスで、物事を自分の頭で考えて欲しかったから。ワシ個人が直接何かを教える事はなかったけれど、上司となった彼ら後輩達の邪魔をした覚えはない。嫉妬や妬み等、人の邪念溢れるこの業界で、ワシは新しく入ってきたスタッフを押さえつけた事はないと信じている。それが結局舐められてしまう原因なのかもしれないが、自分がされたくない事を人にしないと言うポリシーは12年貫いてきたつもりだ。しかし、彼らは自分達以上の立場を上と呼んでいるらしい。何か案件があれば、上に相談してみます。と、『上』と言う言葉を使う。後輩だった彼らが育って行く事を嬉しく思っていたが、どうやら彼らは上で、ワシは下らしい。

魔女狩り…

彼らはトラップと呼んでいるそうですが、そんな事をして一体なんになるのでしょう。新しい職員の意識の薄さ、ワシの様に長く働いている事での気持ちの緩み、それらが事故原因である事は事実でしょう。しかしワシが言いたいのは、それらを罰して何になろうと言う事。彼らが今までに間違いを起こさなかったのかといえば、そんな事は無い訳です。こんな事をしていたら、自分の首を絞めることになる。君たちがしている事は、諸刃の剣だと言うことに気付けないのだろうか?ミーティングの後に、「トラップは良くない。もしもそんな事をされてると知ったら、その職員はきっとトラウマが残る」そんな内容のことを彼女に伝えました。その時は耳を貸してくれましたが、所詮ワシの戯言。『上』の話し合いでは所詮piccoloの戯言と片付けられたのか、もっと上が彼らを守っているのか、もっと深い闇があるのか、トラップは続いているようです。

先日、利用者を臥床させ、フットコールを設置し、試しに踏んでみました。自分のピッチにコールが飛んで来ない。何度か繰り返し、他の職員にフットコールのサインが転送されているか確認する。飛んできてないと。見るとフットコールのスイッチがOFFに。そうです。フットコールが鳴るかどうか確認してるかを試しているのです。こんな無駄な事をしても意味がないと声を大に言いたい。やがて不信感となり、互いが疑い合う最悪な環境になろう。そして彼ら『上』がエラーを起こした時、大暴動が勃発すると予想する。

彼らの努力を目の当たりにしている事もあり、頭の下がる思いであったが、『上』の立場になった途端、何かが崩れ始めた。上と下って何か違う気がするのだが。もしかしたら、勝ち負けなのかもしれない。方向性の違いを感じるのは、自分の意識の低さが原因だろうか?

時代の流れを恨めしく見つめるのである。

piccolo
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