リーダーがいない リーダーがこない
2006-09-13 20:48
うちのホームがオープンして三年が経とうとしている。その中で、初めての出来事ではないだろうか?

朝食配膳からホームリーダーもサブリーダーもいなかったのだ。かねて日記に書いていた出社拒否しているサブリーダーAが、今日のサブ業務を放棄したために起きた状況だった。散々有り得ない事を愚痴ってきたが、愚痴だけでは済まなくなった。責任者不在の状況で、不安にかられる早番業務をこなす早番職員がいた。朝食の準備をし、自分たちが出来る所まで組み立てようとしているのが分かる。

昨日ホームリーダーが帰宅する時に、「明日宜しくお願いします。」と言われ、「夜勤なので早番に加わるのは難しいですよ。」と他の夜勤者と答えた。「○○さんが8時入りだけど7時にきてくれるので。」と言われ、「○○さんが来てくれるならば、問題ないですよね。」風な会話がされた。実際夜勤者が、早番業務に入るのは難しいのだが、よろしくと言った中に早番業務をこなしながら夜勤業務を行えと言う事なのか、○○さんがこなかった時に早番を手伝えと言う事なのか、具体的な指示は全くなく、宜しくの意味を理解出来ずにいた。今日になって○○さんが7時にこなかった事で、きっとリーダーは○○さんが7時にこない事を分かっていて、自分たちに宜しくと言い残して行ったのを悟った。早番者に、サブ不在は伝わっていなかった。

○○さんはサブリーダーなのだが、この日はサブではなく入浴介助でシフトされていた。早めに来てサブ業務を代行してもらうと言うリーダーの考えだったようだ。曖昧なリーダーの指示が、現場を混乱させる。居ないならば居ないと告知しておけば、状況の覚悟も出来よう。早番者はサブが居ない事で不穏になる。「ピッコロさん、今日サブ誰ですか?」とキレ気味に聞かれる。「え?○○さん来てないですか?風呂介ですけど7時に来るってリーダーから言われてたんだけど。」早番者も、夜勤者も、自分の業務で手一杯なのだ。その現状を、現場を、リーダーが全く理解していない。曖昧に指示しておけば、曖昧になんとなく過ぎて行くだろうと言う腹が丸見えだった。

8時になってやっと(正常な出社時間なのだが...)○○さんが出社して来た。当然早番から、なぜ?の突き上げを喰らう。○○さんの話だと、リーダーにそんな事は言っていないと言う。これで、今日の珍事が読めた。リーダーは、○○さんがこない事(もしくは来ないかもしれない事)は分かっていた。それで夜勤者の我々に「明日よろしく」と言って帰って行ったのだ。我々も業務に加担するのは無理である事は、おそらく分かっていたように思う。そうなのだ、全てはリーダーのやり方が良くない。こうなる事が分かっていて、曖昧にかき回しているのだ。その優柔不断さが、現場を混乱に追いやる。

ヤバかった理由はまだある。早番者のメンツが、殆ど新人だった事。この中の1人に、介護職経験者が居た事で、辛うじて難を逃れたと言った感じだ。もう、うちのホームボロボロだ。これは事故ではなく、事件だ。なるべくしてなったお粗末な状況。

そして、夜勤者に早番業務を命じて起こった事故が、転倒事故だった。一階担当の夜勤者が、○○さんが来るまでのわずかな時間だったと思うが早番業務のヘルプに入った事で転倒事故が起きた。ベッド策を乗り越えて、歩行してしまった事により起きた事故だった。ベッドの下には、フットコールと言うベッドから降りると鳴るナースコールがある。そう言った予防線をひいていても、こう言う事故が起こるのだ。そしてこう言う事故は、今日みたいなバタバタした不穏な日に起こりやすい。一体何が?誰が?こんな状況にさせている?

今年に入って退職者が続出している。うちのホームの状況を知っているベテランが居なくなっている。介護初心者で、新しい職員が増えている。スタッフ不足からシフトに穴が空いている。経験の浅い、問題が多い職員がサブリーダーになっている。職員間が悪くなっている。その原因は新しいサブリーダーの言動である。子供じみたサブリーダーの業務ボイコット。その現状を見て見ぬ振りをするホームリーダー。何の解決方法も考えていないリーダーの危機感のなさ。利用者を診る以前に、しなくてはいけない事が沢山ある。

ホームリーダーも、地区長も、全くこの現状に危機感がない。自分は、本部長にこの現状を報告する事を決意するのだった。
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