2006-09-07
マッハの恐怖
マッハの恐怖
今年に入ってかなりの数の本を読んだ。多分35年間生きて来て一番本を読んだ年ではないだろうか。今日読み終えた本は、10年前くらいに一度読んだ事のある本だ。柳田邦男著者のマッハの恐怖である。
これを機に、柳田邦夫氏の本ならば自分にも優しく読めると言うことは覚えていた。今年に入って本を読むきっかけになったのは、白夜行を読んだ事から。あの分厚い小説を読みきったことが自信になって、日航ジャンボ機が尾巣高山の尾根に墜落した事故から20周年の番組を見て、これに関連する書物を読んでいる。柳田邦男氏が書いた日航機墜落事故の書物を探したが、見つからなかった。事故の視角http://www.amazon.co.jp/gp/product/4163346406/sr=8-1/qid=1157817724/ref=sr_1_1/249-4271280-5472314?ie=UTF8&s=gatewayと言う本に、触り程度の事が書いてあったが、以前読んだマッハの恐怖の切り口であの事故を分析するとどうなるのかが興味深かった。そこで、もう一度マッハの恐怖を読み返したくなったのだった。
10年前に読んだときには、飛行機に乗った事すらなかった。飛行機は恐ろしい物なんだという印象だけが残り、初めてジャンボ機に乗ったときは、スチュワーデスさんに落ち着かせられるほどパニックになったのを覚えている。改めてこの本を読むと、事実の追求がどれほど困難で地道であるかを思い知らされる。事実であっても、圧力に捻じ曲げられてしまう日本の事故調査の実態。事実のみを淡々と綴られていく様に、言葉をなくしてしまう。この羽田沖墜落事故時、自分はまだ生まれていなかった。しかし、この事故調査の凄まじさを古く感じないのはなぜだろうか。その姿勢に、劣化は無いと言う感想を持った。
今回マッハの恐怖を読む前に、柳田邦男氏の作品を何作か読ませていただいた。御子息を亡くされている事を知り、時の経過を感じた。自分には難しいと感じたが、死の問題も取り上げられていた。そこから医療事故の問題に触れていて、少し遠いが『介護』を仕事としている自分にも厳しく問いかけられているように感じた。
改めてマッハの恐怖を読んだ。現在の日本の事故分析や事故調査も不完全であるように思ったが、羽田沖事故においてパイロットミスに結びつけてしまおうとするお粗末さに呆れ果ててしまった。もしも、この時の山名教授が行っていた科学的調査が受け入れられていたら、近年の大事故が防げたかもしれない。
こんなに素晴らしい本を読んだあとに自分の駄文が情けないが、本を読む幸せは感じる事が出来ているのである。
今年に入ってかなりの数の本を読んだ。多分35年間生きて来て一番本を読んだ年ではないだろうか。今日読み終えた本は、10年前くらいに一度読んだ事のある本だ。柳田邦男著者のマッハの恐怖である。
これを機に、柳田邦夫氏の本ならば自分にも優しく読めると言うことは覚えていた。今年に入って本を読むきっかけになったのは、白夜行を読んだ事から。あの分厚い小説を読みきったことが自信になって、日航ジャンボ機が尾巣高山の尾根に墜落した事故から20周年の番組を見て、これに関連する書物を読んでいる。柳田邦男氏が書いた日航機墜落事故の書物を探したが、見つからなかった。事故の視角http://www.amazon.co.jp/gp/product/4163346406/sr=8-1/qid=1157817724/ref=sr_1_1/249-4271280-5472314?ie=UTF8&s=gatewayと言う本に、触り程度の事が書いてあったが、以前読んだマッハの恐怖の切り口であの事故を分析するとどうなるのかが興味深かった。そこで、もう一度マッハの恐怖を読み返したくなったのだった。
10年前に読んだときには、飛行機に乗った事すらなかった。飛行機は恐ろしい物なんだという印象だけが残り、初めてジャンボ機に乗ったときは、スチュワーデスさんに落ち着かせられるほどパニックになったのを覚えている。改めてこの本を読むと、事実の追求がどれほど困難で地道であるかを思い知らされる。事実であっても、圧力に捻じ曲げられてしまう日本の事故調査の実態。事実のみを淡々と綴られていく様に、言葉をなくしてしまう。この羽田沖墜落事故時、自分はまだ生まれていなかった。しかし、この事故調査の凄まじさを古く感じないのはなぜだろうか。その姿勢に、劣化は無いと言う感想を持った。
今回マッハの恐怖を読む前に、柳田邦男氏の作品を何作か読ませていただいた。御子息を亡くされている事を知り、時の経過を感じた。自分には難しいと感じたが、死の問題も取り上げられていた。そこから医療事故の問題に触れていて、少し遠いが『介護』を仕事としている自分にも厳しく問いかけられているように感じた。
改めてマッハの恐怖を読んだ。現在の日本の事故分析や事故調査も不完全であるように思ったが、羽田沖事故においてパイロットミスに結びつけてしまおうとするお粗末さに呆れ果ててしまった。もしも、この時の山名教授が行っていた科学的調査が受け入れられていたら、近年の大事故が防げたかもしれない。
こんなに素晴らしい本を読んだあとに自分の駄文が情けないが、本を読む幸せは感じる事が出来ているのである。
