2006-08-12

日航機墜落事故

もう21年が経つんだ。あの日、ずさんな管理体制から起きた飛行機事故。安全神話が見事に崩壊した事件だった。

それから21年が経った今も、完全に事故原因は明らかではないらしい。圧力隔壁の損傷で、垂直尾翼が破壊され、油圧系統を全て失い操縦不能となったJAL123便。全ての事故原因は、明らかではないそうだ。珍しく本を読む自分がいる。この事故に関連している書物だ。そこから、事故調査と言う物が少しずつ分かって来た。

今は、沈まぬ太陽と言う、JALの組織を描いた小説風ドキュメントにはまっている。起こりべくして起きた事故、これは人災なのかもしれない。

あの時小学生だった自分は、すでに35歳。決して風化させてはならない事件だと思う。事故後、20年目で初めてボイスレコーダーを耳にした。パイロットの生きようとする、決して諦めていなかった姿に涙が出た。520名の命を背負って、一所懸命に帰還しようとしていた姿に、何とも言えない感情を覚えた。舵のきかない飛行機で、山に激突する時の無念さは、さぞかし相当の物だったに違いない。「もう、駄目だ」と言う、最後の声に、しばらく動く事が出来なかった。

ご冥福をお祈りいたします。

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