今日もまた呟き

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ザ★昭和呑み



夏です。読書です。piccoloです。某SNSで話題の本を購入しました。その名もザ昭和呑み。おそらくはこれぞ飲兵衛の真骨頂な店が満載だと思われ、ポイントは【昭和】にある。その定義は、目次に記されているのだが、これが実にワクワクする。表紙だけでもトキメクじゃないか。



人と交わるのが昭和呑みだ。グッと来てしまう。裏表紙にも注目だ。



昭和呑みの定義

*居心地が良くて、帰ってきた感が満載。

*テレビがあったりして、独り酒でも安心。

*店主は寡黙で仕事一筋。おかあさんはおしゃべりで気遣い十分ながらも、どこかおせっかい。

*良くも悪くも店を形成させている濃い常連さんたち。

*挨拶や世間話は基本で、そこは近所づきあいとなんら変わりがない。

*入り口は立てつけが悪くて、なかなか開かなかったり、スモークガラスで中が窺い知れなかったりと、入りづらさ120%なんだけど、勇気を振り絞って一度入ってしまえばそこはパラダイス。

*カウンターは年季が入っていて居心地の良さを演出するが、イスはガタがきていたり不揃いだったりで、座り心地は良くない。看板が古くなって店名が読めなくなっていたり、看板の電話番号の市内局番が3桁だったりする。

*トイレは和式率高く、古いことが多く、ときにタンクが頭上にあって鎖を引いて水を流す。貼りものが多く、トイレの古さをリカバリーしているが、ときにグラビアガールのカレンダーが貼ってあるのにハッとさせられる。

*イチ押しメニューは店主に聞くべし。常連さんたちに聞いたメニューはあくまで自分たちの好みでしかない。それで店の見方を誤ってはいけない。

*吉田類氏がふらりと入ってくる… かもしれない。

*なぎら健壱氏が酔いつぶれている… かもしれない。

*呑んべえSTINGがブログに「昭和な店だ~!」と書くような店である。



その定義だけでもワクワクだ。何より嬉しいのは、昭和後半生まれのワシが、この定義にニヤつくくらいに年をとった事だ。酒の味すら解らなかったワシ。それが酒と出会い、美味い店を探させる。その歴史が間違いでなかった事を、この定義は教えてくれるのだ。

第1章の~聖地と言わせて欲しい~ を読んだだけで、素晴らしい本である事がわかる。マイバイブル… そう心の中で復唱する。

著者の木澤さんが、22歳で広告代理店で働き始めた頃のエピソードが良い。バブルだ!独身だ!神田時代と、題された第2章の1話目、仕事を覚える木澤さんの姿が書かれている。この時、ワシは小学生なのだが、木澤さんが働き始めたおよそ10年後に、ワシも社会人になる。自分も仕事を覚える時に、酒があった事を思い出させてくれた。酒は、仕事を覚える過程に、切っても切れない縁があると実感していた事を思い出した。アフター6に酒盛りが始まり、その日の仕事の反省、次の仕事の対策、飲みながら和やかに話し合うと言うエピソードに共感した。まさに自分もそう言う仕事の覚え方をしたからだ。今では信じられないかもしれないが、そう言ったシチュエーションが、自然と仕事を覚えさせたんだ。

呑む、呑む、ひたすら呑む。聞く、聞く、先輩方の話を聞く。酔う、酔う、したたか酔う。そんな中で仕事を覚えて行った。現代では考えられないかもしれないな。この部分に痛く共感出来た。バブルは弾けていたけれど、その匂いは感じていた90年代頭。今の時代には合わない仕事のあり方が書かれている事に、涙するワシ。決して間違いではないと、裁判で決まった訳ではないのに、勝訴した気になれるのは、同じ思いの人がいるからに他ならない。現代のように、何もかもがマニュアル化される時代。ワシが時代に嫌われるのも致し方ないな。あえて言わせてもらうなら、マニュアルな現代にはない、血の通った付き合いがあった。そこに酒があり、美味い店がある。ざっくばらんに語り合い、先輩の背中を見て仕事を覚える。駄目出しされても、それを反省する機会があった。

平成に入って酒を飲むようになったけど、運良く呑み方を教えてくれる先輩に恵まれた。一気飲みを煽るような場面に遭遇した事がなかった。きっとこの時の環境が無ければ、今の様にお一人様が好きになったりしなかっただろうな。この本の著者は、お一人様を推奨している訳ではなく、過去の女性との思い出や、会社の人達との交流も紹介している。あくまで、自分が木澤さんの仕事を覚える過程で、酒があった事に共感した事から、自分も厳しくもゆるい、そんな環境で仕事をさせてもらっていた事を思い出したのだ。

この夏、その時の先輩に会う機会が出来た。先輩達は、もう50歳を超えた初老の集まりだが、この本を全ての先輩にプレゼントしたい気持ちだ。先輩から教わった高円寺の店も紹介されているからだ。この木澤イズムが、タイミング良く同じ様なワシの環境に結びつき、時代を超えて繋がろうしている。まるっきり妄想だが、何か生まれる気がしてならないのだ。時間の経過が、何かを生み出そうとしている。そんな妄想にニヤつくワシが居る。

piccolo
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凶悪




久々の読書です。piccoloです。

アカデミー賞を見たのがきっかけでした。『凶悪』と言うルポタージュが原作の映画で、好物の猟奇殺人物だった為に翌日DVDを借りに行ったのですが、まだ未レンタル。そこで原作を読もうと言う気になったのです。

疑惑のある案件が並べられている。それら全てで、犯行が実際に行われているのか?死刑囚の告白は始まる。

読み終えた感想は、このルポタージュをどのように映画化したのか想像出来ないと言うこと。淡々と事件の真実を追うだけで、物語なんてありはしない。DVDが出たら見てみようと思うが、これは映像化が難しいのではないのか?少し嫌な予感がするが、事件の主犯である『先生』と呼ばれる不動産ブローカーを、リリーフランキーさんが演じている。実際の人物もルックスがやや似ている印象を持ったが、この先生がドSときている。破産して役に立たなくなった人物は、保険金をかけられ殺されて行く。その描写の代表的なシーンが、糖尿病を患ったAさんに毎日酒を飲ませて、最後アルコール度数が100度に近いスピリッツを便ごと口に突っ込んで一気飲みさせる描写。頭に電流を流されたり、スタンガンを押し付けられる拷問もされていたようだ。こうして保険金を荒稼ぎしていた。別件で逮捕、死刑判決が出ていた須藤死刑囚は、獄中で先生に裏切られ、舎弟を自殺に追い込んでしまう。その恨みから、自分が行った先生絡みの過去の事件を告白するのだ。その真実を淡々と追う。ルポタージュとしては面白かったが、映像としてどんな内容になるのか少し不安だ。

唯一、酒を飲むとサディスト性に火が付く先生の切れた演技を、良い役も悪い役もこなすリリーフランキーさんが、どのように演じているのかを楽しみにDVDを楽しみに待つことにしよう。

piccolo

オウム事件 17年目の告白を読んで





カルトとは?
読書感想文です。
piccoloです。

そうですか、親子関係が社会にカルトを生み出す原因ですか。

だいたい昨今のテレビ出演や、ネット対談で、同じような事を話されていたので、新たな驚きはなかったが、改めて上祐氏が明かす、当時のオウム教団内部の話はとても興味深い。そして恐ろしい。殺人を肯定するヴァジラヤーナの教え。その教義を知っただけでテロ行為に走ろうとしたロシア人信者の話は、まるで映画のようだった。そう。映画の様な話だが、実話なのである。

その教団で、高弟だった上祐氏が、一連のテロ行為に手をそめなかったのは、ロシア支部にいたからだとされている。直接テロは行わなかったにせよ、教団を守るために確信的に嘘をついていた。その告白がされる訳だが、潔いと思う反面、言い訳くさい言い回しに歯切れの悪さも感じた。

裏社会的な陰謀説を期待していた部分もあるが、有田芳生さんとの対談の章では、理論的にそうではないと思わせてくれる。もしかすると、もっと深い闇があるのでは?と、陰謀説を捨てきれない自分がいるが、有田氏もその可能性を否定していた。

とても興味深く読ませてもらったが、アレフ=悪
ひかりの輪=善
と言う構図には賛同出来ない。
まるでひかりの輪が正義で、アレフが悪と一方的な言い方をしていたが、アレフの事を書く時こそ、中間的な見方が必要だったように感じる。まるで読者にアレフは悪い団体だと思わせているように感じた。

まあ宗教に興味がないので、正直アレフの話はどうでも良かったが、麻原彰晃の家族との対立は面白かった。そして、その時の三重苦の話。よく心病まずに乗り越えられたと、上祐氏の信念の深さと強さを見た。

生きる知恵を否定も肯定もしない。必要ならばすがれば良いし、必要なければ除外すれば良い。鬱病や、自殺願望者、競争社会に敗れた敗者、背景はそれぞれあれど、苦しい時にすがる知恵がある事で救われるのならば、こんな幸せな事はないだろう。

二度と人を不幸にする知恵を説く、間違った団体が出ない事を祈る。

piccolo


秋の夜長は読書






進みは良くないですが、
読書しています。

今夢中なのは、ロストシンボル。
ダヴィンチコードシリーズです。
今回の背景には、フリーメーソン
があります。秘密結社と噂される
フリーメーソンが、どの様に
描かれているか、とても興味深く、
集中して読ま進めています。

まだ先は長いのですが、
すでにのめり込んでいます。

piccolo

インビジブルレイン

読書の春です。
piccoloです。

ストロベリーナイトを見て、
誉田哲也のファンになった。
桜庭一樹、伊坂孝太郎、
東野圭吾、湊かなえ、
ハマるとその人しか読まなくなる。
所謂凝り性だ。
そして今、
まさに誉田哲也にハマっている。
と言うよりも、
姫川玲子シリーズに
ハマっていると言うべきか。

ストロベリーナイトを読んで、
続編が見たいと心から思い、
ソウルケイジを読んだ。
イマイチだったが、
きっと短編集のシンメトリーは、
期待出来るだろうと読んだが、
やはりパワーがない。
実はストロベリーナイトにある、
残酷な描写がツボなのかと想像しつつ、
ドラマのストロベリーナイトを見た。
やはりパワーがない。
消化不良のまま最終回をむかえたドラマ。
映画に続くではないか。
姫川玲子シリーズは
全て読んだはずだが…

それがきっかけで、
このインビジブルレインを
手にしたのだが、
今までにない展開。
口コミや、書き込みサイトを
見ると、辛口な評価が多いが、
ワシは、面白かった。
確かにストロベリーナイトの様な
描写は無縁だが、人間の絆と、
自らを犠牲に警察官僚の傲慢を
ぶっ潰す様は、
踊る大捜査線の初期の頃を思わせる爽快さがあった。

姫川と菊田の恋とは別に、
新たな展開も面白い。
最後、それぞれの左遷先で、
相打ちした相手の長岡が、
和田と同じエリアに
異動している事が
なんとも後味が悪いが、
続編が楽しみで仕方がない。

piccolo


新書 沖縄読本

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下川裕治+仲村清司 著なのです。
picooloです。

何はともあれ久々の活字です。しばらく本を読んでなかった。テーマは重いけど、活字を読む事に喜びを感じています。

最初は、沖縄にこんな問題があるなんて夢にも思わなかった。老人介護と言う非日常に追われ、逃げ場を失っていた。都内温泉施設や、関東圏内への小旅行。気持ちをリセットするために、あらゆる事をした。

海が大好きだった。時は2003年、休みが来る度に湘南へ通った。新宿からロマンスカーに乗って、夏を、海を、感じるために。今は湘南に行く事が少なくなった。綺麗な海を知ってしまったから。それがこの年2003年だった。

まるで外国。でも日本なそこ、沖縄は、今まで体験した事がない空気感で溢れていた。生まれて初めて南国を実感した。時期は秋。それでもなお、照りつける太陽がある喜びを今でも覚えている。

日本にこん場所があったんだ…

それが自分と沖縄との出会いだった。まさかこの時、沖縄の歴史に、こんな事があったなんて、そして現在、こんな問題を抱えているなんて、夢にも思わなかった。綺麗な海と空、人の温かさ、そればかりが沖縄ではないのである。そんな本音を、この本は教えてくれる。

『チムグルサ』
この言葉に、サイパンの
『ファゴ』と言う言葉を思い出した。人の悲しみを、自分の事に思うと言う意味合いだ。そんな小ネタも含め、「へ~」な内容に目が離せない。

久々の読書は、沖縄の問題にメスを入れた逃げ場のない真実だった。


picoolo

週末のフール

終末のフール (集英社文庫)終末のフール (集英社文庫)
(2009/06/26)
伊坂幸太郎

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少し前にインターネットで伊坂作品を三冊購入した。『ゴールデンスランバー』『モダンタイムス』『週末のフール』である。この順番で読んで行き、いよいよ週末のフールを手にしようとした。

可愛い表紙に、触り心地の良い紙質。良いなあと思いつつ、何気なくページを開いてみた。「何これ?」活字ではなく、漫画が描かれている。何がなんだか解らない。

どうやらクリックする時によく見なかったようだ。週末のフールと伊坂幸太郎と言うキーワードだけでクリックしたので、それが小説なのか、漫画なのか、解らなかった訳だ。インターネットならではの失敗かも。しかも届いてから直ぐにチェックしなかったからクーリングオフの時期はとうに過ぎているし。

さっそく今日、小説の方を購入して来た。ざっと50ページ程読んだが、既に引き込まれている。「失敗作.....」子供に向かってそんな言葉は言っちゃイケない。さて、どんな展開が舞っているのやら。ドキドキしながら読んでいる。

ちなみに漫画版はこちら↓

終末のフール (ヤングジャンプコミックス)終末のフール (ヤングジャンプコミックス)
(2007/12/19)
伊坂 幸太郎塩塚 誠

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モダンタイムスを見た


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伊坂作品の中でも、『魔王』が好きだった。モダンタイムスを読んで直ぐに続編だと気付く。魔王に見られる正体が分からない物から追われる感覚は、自分のストライクゾーンど真ん中である事を改めて実感したのだった。

懐かしかった。あの時子供だった弟が、おじいちゃんとなって既に他界していた。特殊な力を持って、そのエピソードが魔王から見え隠れする。伊坂作品の魅力の一つ、他作品の登場人物がそのまんまで登場する作品リンクがここにも見られた。同時にゴールデンスランバーも読んでいたのだが、自分はこちらのモダンタイムスの方が好みだ。なんと言っても、見えない恐怖、見えない敵、そう言った物に追われる恐怖を小説から感じ取る事が出来る。このドキドキがたまらないのだ。

悪は何処に存在するのだ?その正体は全く解らない。もしかしたら、自分もその悪のシステムの一つなのかもしれない。いや~、ストライクゾーンど真ん中だった。面白い作品だった。

20世紀少年コミック

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有言実行!
20世紀少年のコミック22巻のうち16巻を仕入れてきた。相方もノリノリと言うことで、割り勘で購入できた。足りないのは、4巻、13巻、14巻、15巻、17巻、22巻。持っている方、いらっしゃいましたらお恵みを。

さっ、ワールドに突入!
行っちゃって~

piccolo

20世紀少年~第二章~

第二章を見た。第一章を見て、間をおかずに見られたのはラッキーだった。すぐに物語が繋がったから。

原作を読んだことがなかった。第一章の途中くらいまでが最後の記憶。ラーメン屋でスピリッツ(だったっけ?)を読んだ時、この漫画まだ続いてたんだくらいにしか興味がなかった。しかし今、完全にハマっている。早く第三章の開演を待ち望む自分がいる。

我慢しきれない自分は、コミックを全巻揃えてしまいそうである。ガキおやじと言うのは困ったもんで、子供の頃ならお金なんて持っていなかったからそんな芸当出来なかったが、今はそれくらいの小遣いはある。全巻揃えてみたいと言う小さな思いは、現実の物になる可能性が大きい。

ともだちの正体は誰だ?

ズバリ、ケンジじゃろ?
内容を知ってる人がいて、ワシの予想が全く違うなら大笑いかもしれないが、1日考えてケンジが『ともだち』と考えるのが一番しっくり来るんだ。

サダキヨだと思っていた。しかしあっさりと期待を裏切られた。ヨシツネとも考えた。香川さんが指をおっ立てる姿を見てみたいとも思ったし、あのバッジの回想シーン、パレードの途中でともだちが出したバッジ。

でも違うんだ。
じゃあと誰だ?
ユキジ、オッチョ、ケンジ、石ちゃん、他に誰がいる?きっと9人の中にいるんだ。最初は別に居るとふんでいた。しかし、今はあの9人以外に考えられない。そしたらケンジしかいないじゃん。ドンキーが理科室で見た幽霊。あの日ケンジは風邪で寝込んでいた。内緒で理科室に細工をする事は可能だったろう。元々よげんの書を考えたのもケンジだし。

腑に落ちない点もある、しかしこう考えたらどうだろう?ケンジは、なんらかのトラウマで多重人格者なのである。本気で人類滅亡を防ぎ、悪と戦おうとしている。しかしその悪とは、自分の中に潜むもう一人の自分なのだ。ファイトクラブのブラッドピットのように、自分と戦っていたと言うオチな気がしてならない。いや、そうに決まっている。決めつけている。

明日には全巻揃ってたりして。








追伸:
でも、旬の物って手に入りにくいんだよねぇ。我が町中野は、おたくの殿堂。休みになったら探そうではないか、20世紀少年。全22(だったかな?)巻!

piccolo



Gothic

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久しびりに桜庭一樹を読んだ。「私の男」「ピンク」と、イマイチな作品が続いて、友人の勧めで伊坂幸太郎を読んでいた。それも読み終わり、桜庭ワールドに帰ってきた。

Gothic…
小説を面白いと感じられる作品だった。また桜庭ワールドにつかりそうな予感。

piccolo

荒野

荒野荒野
(2008/05/28)
桜庭 一樹

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すげえ面白くて、500ページ近くあるのに短期間で読み終えた。(自分にしては)

途中主人公の荒野の年齢が解らなくなることがあったが、10代前半の恋物語。なんと言っても情景が目に浮かぶ。北鎌倉、小町通り、鶴岡八幡宮、鎌倉の観光名所が物語には沢山出て来る。そこで展開されていく荒野の恋物語は、鎌倉と言う舞台が良く合っている。この小説も、読んでるうちに引き込まれる内容だった。

一部~二部は、2005年~2006年の作品だそうで、三部は今回書き下ろされたとのこと。大人になる事の気怠さを感じつつも、爽やかに物語の幕が閉じられた事に、また良い余韻が残るのを感じる。

なんと言っても直接サインしてもらった本だしとても思い入れがあるかもしれない。

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piccolo

赤×ピンク

赤×ピンク―Sakuraba Kazuki Collection (角川文庫 さ 48-1)赤×ピンク―Sakuraba Kazuki Collection (角川文庫 さ 48-1)
(2008/02)
桜庭 一樹

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格闘技の話だった。
桜庭一樹さんは、K-1がお好きだったんですね。しかも極真空手の有段者。すげ~

本の内容は、正直あまり覚えていない。今まで見た中でも、描写が浮かび難い小説だった様な気がします。ガールファイトなる物が、実在するのか解りませんが、頭に出てくるのは女子プロでした。今まで魅力に感じたミステリアスで、華奢なイメージとはちょっと違う小説だった。友人が、『私の男』とこの『赤×ピンク』を読んで、桜庭一樹はゾーン外と言われ、なんだか寂しくなりました。

確かに危なっかしい華奢なヒロインも、ミステリアスなストーリーもなかったけど、癒しの時間を得るには十分でした。

思った事は、これだけの文章が書ける桜庭一樹さんでも、気怠く感じることがあると言う事。人に読んでもらえる文章を書くって、とっても凄い事なんだと改めて感じた。この小説は、あまり面白いと思えなかったけど、ハマった作品の数々(砂糖菓子、ブルースカイ、少女には向かない)は、本当読みやすくて面白かった。

さあ、次の桜庭作品に切り替えよう。

piccolo

桜庭一樹サイン会

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桜庭一樹さんに会って来た。サイン会のお知らせの写真は和服姿で大人っぽい感じだったが、実際はとても可愛らしい女性だった。でも、仕事とは言えずっとサインを書いているのは大変そうだった。中にはしつこそうな輩もおり、淡々と進んでいたがストレスは相当な物なのではないだろうか?あまり年の変わらない自分が、彼女の世界に引き込まれた何かを見たかったのだと思う。それくらい自分に影響を与えている人だ。一体どんな人が、あんな世界を描けるのかに興味が湧いてしまったのだった。

実際は、テレビで見た感じと同じ。ロリでポップでお姉さんっぽい魅力的な女性だった。

piccolo

私の男

私の男私の男
(2007/10/30)
桜庭 一樹

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やっと読み終わった。今まで読んだ桜庭作品の中で、一番読み辛かった。自分にも読める事が嬉しかったのに、やっぱり直木賞を受賞する小説は難しくなくてはいけないのだろうか?読み終えてホッとしたのが正直な感想。途中で挫折したら、また読書から遠のいてしまいそうだから。

内容はどうも共感出来ないのね。なんと言うか、官能小説なんだよね。とっても表現や文章は上手なのだけれど、自分には中途半端。衝撃でもないし、エロくもない。ヌイてくれるのかヌイてくれないのか、どうも解らない。キャバクラでもなく風俗でもない感じ。って、どんなやねん!

さあ、次の桜庭作品に移ろうと思う。
それでも桜庭一樹さんの文章が好きなのね。ハマっているのね。

piccolo

行こうかな?

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益々、桜庭一樹さんのファンである。紀伊国屋を物色していたら、握手会の知らせが。5月29日に出版される新作を購入すると、先着150名に整理券が配られ、6月13日に握手会が行われる志向らしい。

しかし今読んでいる『私の男』には苦戦している。難しくはないのだが、今までよんだ桜庭作品の『少女には向かない職業』『ブルースカイ』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』に比べ、淡々としてると言うか、飄々としてると言うか、読んでて頭に描写が浮かばないのね。やっぱ、文学には疎いのかな?もっとポップな感じでないと、自分には重いのかもしれない。

『砂糖菓子の弾丸は 撃ちぬけない』

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)
(2004/11)
桜庭 一樹むー

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『砂糖菓子の弾丸は 撃ちぬけない』を読んだ。ますます桜庭ワールドにはまっている。最初に読んだ桜庭一樹は、少女には向かない職業。その後ブルースカイ、そしてこの『砂糖菓子の弾丸は 撃ちぬけない』に続いた。鞄の中には、『私の男』、桜庭一樹を読む事が今の喜び。

『砂糖菓子の弾丸は 撃ちぬけない』は、一番読みやすかった。物語もレズビアンや、SMテイストを、13歳の少女に微妙に絡めて、ロリなイラストで進んで行く。ラストシーンは、これらの描写が重く心にのしかかる。頭や心に描かれた海野藻屑が引き裂かれる。妹をレイプされたかのような衝撃が心に残る。淡々と読む進むうちに、読まずにはいられなくなる桜庭ワールド。今回もノックアウトである。

ブルースカイ

ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)
(2005/10/07)
桜庭 一樹

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桜庭一樹にハマっている。
ハードカバーが嫌いなので、私の男はまだ読んでないのだが、
既に家にあったりする。少しずつ読んでいるのだが、読み終わるとすぐに次の桜庭作品が読みたくなる。

このブルースカイは、前回読んだ『少女には向かない職業』とは違い、色々な世界観を見せてくれる。サスペンスかと思いきや、おもいきりSFだった。中世の魔女狩り、近未来、そして現代、携帯電話が結ぶ世界は、ネット社会の象徴?それとも批判?

何はともあれ、読み進まずにはいられない文章。その世界観にどんどん引き込まれる。何が主軸か?ブルースカイの正体は?

少女には向かない職業

少女には向かない職業 (創元推理文庫 M さ 5-1)少女には向かない職業 (創元推理文庫 M さ 5-1)
(2007/12)
桜庭 一樹

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ザワザワしながら読んだ。
読みながら、色々な残酷を肯定するかのような錯覚を覚える。
頭の中で、バトルアックスを振りかざす事、
あるよなぁ~

切ない少女の青春。(か?)

桜庭一樹を読破した。
とっても、とっても、良い時間だったのね。
解説の通り、読み手をざわざわさせる小説だった。

推理小説?サスペンス?いえいえ、
昭和の香りがする不良物語。

スタバでざわざわしているワシ....
残り10ページをきった所で、
本屋に駆け込む。
次の桜庭作品を仕入れる為だ。次の作品はブルースカイ。
読み終えた後、まるでエアロビクスを終えたような恍惚感が襲う。

消えてほしくなかったから、消える前に次の作品に手を出す自分が居る。
何かを繋ぎ止めておきたかった。

piccolo

仲村清司の独断偏見!! 沖縄とっておきの隠れ家

仲村清司の独断偏見!!沖縄とっておきの隠れ家仲村清司の独断偏見!!沖縄とっておきの隠れ家
(2007/03)
仲村 清司

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面白い本だった。とにかく著者の文章に引き込まれる。文を書ける事って凄いと感じる。内地にいても美味い飯が食いたくなるような、独特の切り口で沖縄の那覇にある店、食事、オーナー、音楽達が料理されて行く。飯の食い方一つにしても、これだけこだわりがあり、楽しむ姿勢が何とも共感出来る。著者の愛を感じるのだ。

中には本当に内緒にしておきたい物もあり、読んでいて得した気分。人には知られたくないけど、自分が愛した物だから繁盛もして欲しいと言う複雑な気持ちをその文面から読み取れた。在り来たりな情報誌だけでなく、こう言ったディープな物もあるのだと不適な笑みを浮かべつつ、次回の沖縄を思う自分がいた。

仲村氏の病状、心から心配しています。

piccolo

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