今日もまた呟き

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ローグ・ワン



なんじゃこりゃぁぁぁぁ!
piccoloです。

ネタバレします。






























スターウォーズって好きじゃないんだけど、スケールが大きいからいつも観てしまうんですよね。前回のエピソードⅦもそうでしたが、観てからそのストーリーに愕然とする訳です、面白くなさすぎて。ストーリーはB級なのに無駄にお金をかけてエンターテイメント性を高めるこのシリーズ、もはやエピソードⅣからのファンがいなければ成り立たないでしょ。

で、今回【ローグ・ワン】を観に行ったのですが、エピソードⅧではなく全くの別ストーリーでした。エピソードⅣのスピンオフ。なんで予告でダースベイダーが出てくるのか不思議だったけど、これで納得。エピソード4の別ストーリーです。(2回言う)

今これを公開する必要ある?前回ルークスカイウォーカーが出てきて次はどうなるのかワクワクしたじゃん。なんで6、5、4、3、2、1って過去に遡ってスピンオフを作ったのか理解不可能。スターウォーズにはダースベイダーが出てこないと駄目って事?全くもって要らない話だったなぁ。

ネタバレすると



エピソードⅣでルークスカイウォーカーがデススターを破壊するじゃないですか。その設計図を盗むために奮闘すると言う話です。エピソードⅣは、今回の【ローグ・ワン】があったからデススターを破壊する事が出来たんだよって。

要らねえ。

piccolo
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この世界の片隅に



完全にネタバレします。piccoloです。

冒頭に流れる『悲しくてやりきれない』その曲に合わせてイメージシーンが繰り広げられます。空から町を見た瞬間「ん?広島に似てる」と思いました。物語が始まってすぐに、主人公のすずが【産業奨励館】のスケッチをした事で戦争物だと気付きます。原爆が落ちる前の広島が舞台だったからです。

全く事前情報を持っていませんでした。綺麗すぎる色恋沙汰にオッサンが付いて行けなかったのが【君の名は】です。決して悪い作品ではありませんでした。【この世界の片隅に】は、何がこんなにも惹きつけられるのでしょうか?主人公すずの毎日を淡々と描れているだけなのに。

泣きました。そこが泣くツボかどうか分かりませんが、すずが広島に帰ろうとした日に



周作の姉から晴美が死んだ事を責めてしまって申し訳なかったと詫びるシーン。なぜかここでグググッと涙が溢れてしまいました。

戦後70年以上たった今、戦争が出来る国になろうとしている。誰かが言っていた。知らないうちに戦争になっていたと。今、あの時と同じ匂いがすると。こんな悲しい出来事を繰り返してはならない。

悲しい時代に逞しく、そして優しく人生を全うした姿に共感した。その世界の片隅で出会えたすずと周作は、その事態を奇跡とし感謝して物語は終わっていった。

piccolo

ミュージアム



猟奇殺人物は好物です。piccoloです。



ミュージアムを観ました。なかなかのグロ殺人でした。ネタバレ含みながら好き勝手に記して行きたいと思います。

サイコ物か?と思っていた通りドンピシャにソレでしたね。最初に起きた殺人事件。まだその事件に続きや関連性があるとは想像も出来なかった事件は、被害者が縛られたまま犬の餌になると言う物でした。生きたまま犬にミンチにされる。そして謎のメッセージが発見されます。

【ドッグフードの刑】

そう書かれた紙切れが発見され、セブンの様な関連性の高い殺人が行われる事を連想させます。次に起きた殺人が

【母の痛みを知りましょうの刑】

30近くにもなって親に寄生する引きこもりのアニメオタクが犠牲となりました。生きたままノコギリで切り刻まれます。これを見た時お腹を切っているのだと思い、いよいよエグい映画が来たと目を下に向けたのですが、どうやらお腹を切られたのではなく部分的な筋肉を剥ぎ取られたようです。この剥ぎ取られた肉の重さが出生時と同じである事が、猟奇殺人の典型的なパターンである様に思います。それらのメッセージがどの様に結ばれていくのか、まるでセブンを観ているかの様な展開にワクワクします。セブンは確か7つの大罪になぞられて罪人を処刑して行きましたが、この映画の最初の2つの殺人は、1つ目は飼っていたペットを殺処分にした事での制裁。2つ目は母の苦労も知らずにいつまでも寄生する事への制裁。それらが同一犯による物である点と点を捜査します。そして、2つの事件の関連がわかります。殺された2人は、数年前の猟奇殺人事件の陪審員をしていたのです。その中に主人公『沢村久志』の妻がいた事で、物語はスピードを増して展開します。

その裁判に関わった者たちが次々殺されて生きます。

【均等の愛の刑】
娘と母が夕飯の支度をしていると、自宅に大きな荷物が届く。中身には、体を頭部から縦にきれいに両断された夫の変わり果てた姿が。同時刻、愛人の仕事場にも送り届けられた。

【ずっと美しくの刑】
巨大な冷凍庫で発見された被害者。ボトックス注射や美容整形を繰り返していた女性は、裸にされ冷凍死。望み通り、永遠の美しさを手に入れた。


【針千本飲ますの刑】
自称占い師は、両手を後ろで縛られ身動きが取れない状態にされ、口を大きく開かされ、大量の釘1本1本を体内へと投入された。最後は悶絶窒息死だった。

【お仕事見学の刑】
カエル男は次のターゲットに誰を選ぶのか?沢村刑事に宣告された私刑とは一体?そして絶望的に追い詰められる彼が下した、究極の決断とは!?

※公式サイトより引用

裁判に関わった者が残虐に殺されて行く。奥さんの行方を追う沢村は事件から外されてしまう。その数日前に愛想をつかされて出て行ってしまった沢村遥は無事なのだろうか?組織を無視して1人で妻を探し始める沢村だが、カエル男の罠にどんどんハマって行く。

愉快犯であるカエル男は、沢村に自分と同じ猟奇性を見る。沢村一家を監視する事で沢村が行ってきた妻へのネグレクトがどれだけ残虐に人の心を殺すのかを悟ったカエル男は、沢村遥の殺害方法を自分の手ではなく沢村刑事に行わせようと考える。その罠にハマってしまった沢村は、カエル男のアジトで監禁されてしまう。密室に閉じ込められた沢村が脱出する方法はパズルを組み立てて暗証番号を手に入れる事だった。沢村の息子が描いた絵のパズルを組み立てる。絶望と空腹が沢村を襲う。カエル男から与えられたハンバーガーは果たして何を意味するのか?

後にこのハンバーガーのシーンに「要らない」と言う口コミを多数見つけたが、空腹に耐えられず気付かずに家族の人肉を喰らってしまう絶望が自分にはたまらなくツボだった。結局は沢村の家族の肉ではなかったが、人肉には変わりないであろうこのハンバーガーのシーン。日本の映画もここまでエグくなったかと感心した。

なんの前情報なく観たので、原作が漫画である事も知らなかった。どうやら漫画の実写版らしい。しかも忠実に漫画の世界を再現しているようだ。なぜカエルのマスクなのか?きっと漫画だと雨の日に、カエルのマスクで殺人を行うと言う描写が不気味に映ったんだろうな。実写だと少し間抜けに映ったが、そう言う理由があったことに納得したのだった。

小栗旬氏の演技が絶賛されているが、後半何を言ってるのか全く聞き取れなかった。怒りの演技が言葉を濁らせたのは分かるが、後半ずっと腰を屈め、肩を強張らせたまま言葉にならない怒りを発していた様に思う。普段言葉にならない憤りを口に出せない自分を見ている様で共感出来なかった。尾野真千子氏と共に子供を殺さないでと悲願するシーンはカオスだった。上手いけど共感出来なかった。理由は喉に詰まった物を解き放てない自分を見ている様だからだ。

今回もまた好き勝手書いてしまった。あまり評価が高くない様だが、自分にはツボだった。胸糞悪い描写が続いたが、なぜか猟奇殺人物が好きなワシなのである。

piccolo


インフェルノ



ロスト・シンボルは何処へ?piccoloです。

ダヴィンチコードシリーズです。公開最終日にやっと観られました。壮大な謎解きサスペンス健在です。

映画感想を書かなくなりました。昔はブログのネタを探っては映画の感想を記録していましたが、最近は頭の中に感想も浮かばず、言葉狩りのターゲットになる事も恐れて著作に関する感想を言えなくなったのが理由です。それでも書こうと思ったのはなぜなのか、自分でも分からないでいます。

【ダヴィンチコード】【天使と悪魔】ロバートラングドン教授が謎を解きながら事件を解決して行くシリーズですが、【インフェルノ】でも同様の謎解きとミステリーが展開されます。歴史が絡んだ難解な事件。今回はウイルステロに挑みます。

もろにテーマは大好物です。ウイルス物、細菌テロ物。狂ったカリスマがカルトに走り、人類をウイルスで滅ぼそうとします。それが本気で救済と思っている事にリアルオウム真理教を見たようでした。仕掛けられたウイルス兵器がばら撒かれるまでにラングドン教授は謎を解けるのか?そこに絡む秘密結社と大ドンデン返し。2時間ラングドン教授に釘付けになりました。

見終わって感じたのは、一作目と二作目と同じ展開なのに何故か物足りなさを感じた事です。その理由は謎ですが、取り敢えずこの映画を楽しむ知識が自分にない事に劣等感を覚えます。映画を観るにも知識と教養が必要だと。そう言った知識があれば更に楽しめる映画だと思います。

製作に入ったと噂されていたロスト・シンボル映画化は何処へ?やはりフリーメイソンには手は出せないのと言う陰謀論を思うのでありました。

piccolo

ハドソン川の奇跡



風邪です。熱発です。piccoloです。

飛行機物が好物です。まさにCGで見てみたかったハドソン川への着水を見事に具現化してくれていました。機長の人間性に迫る良い映画でした。

日本とアメリカの文化の違いを感じます。こうした厳しい追及が2度と同じ事故を起こさない為の調査なのだと。故に成り立つ映画でした。機長と副操縦士を演じたトム・ハンクスとアーロン・エッカートが素晴らしすぎます。

こうした人間力に脱帽な事故と、それを描いた映画に心から拍手を送りたいのです。

piccolo

シン・ゴジラ



なるほどそういう話ですか。piccoloです。

東日本大震災の時も、政府で同じ様なことが行われていたんだと想像出来ます。危機が訪れた時の舵の重さを痛感します。想定外、想定外と、呪文の様に繰り返される言葉に憤りを感じます。この映画、ゴジラを観に行くと言うよりも、今の政治を観てる感じがしました。自衛隊が日本国内で武器を使用するか否か、国民の避難が先か危険生物の駆除が先か。愚かな議論が繰り広げられます。やっと武器使用の許可がおりてゴジラを攻撃しますが、全く通じない。そこで出てくるのが日米安保条約。アメリカの軍事力に頼る訳ですがこれも全く歯が立たない。日本はゴジラを抑える事を世界中から強いられるのです。そこでアメリカは一定期限内にゴジラを倒せない場合、核兵器を使用すると言う条件を叩きつけてきます。

まさに現代の政治を見るかの様でした。なかなか面白いですね、こう言う改憲草案への反対もあるのかと思いました。核廃棄物の不法投棄が原因で、古代生物の身体にとんでもない遺伝子変化が起きた結果、個体の身体の中で進化して行くことが可能になったゴジラ。未知の生物を倒す案が練られる為に集まったジーニアス達は曲者揃い。しかしそれを一つにまとめ上げるのが長谷川博己さん演じる矢口。古臭くて小回りの利かない政治組織を冒頭に見せつけられるので、彼の手腕が輝いて見えます。核攻撃のタイムリミットが迫る中、新しい政治が走り出します。新たな組織形態と、本物のジーニアス達の仕事ぶりに、手に汗握り熱くなるワシがいます。

海獣映画だと思っていましが、違う角度から楽しめました。

piccolo

ジョーのあした



ワシの青春でした。piccoloです。

90年代のボクシング界を引っ張って行った辰吉丈一郎。そのドキュメント映画が公開されました。10代の頃、彼に魅せられました。イケてなかったワシ、その部分を埋めるかの様に彼の姿に依存しました。ワシもあんな風に格好良い言動が出来たら。そういつも思っていたのです。

それから20年の月日が流れ、この映画が公開されます。インタビュー形式の展開。いや、全部インタビュー。そんな贅沢な辰吉映画を見てきたのです。

20年前の、とても懐かしい辰吉節。この頃から辰吉の言動は変わりない。ただ、現在の辰吉…完全にお爺ちゃん。辰吉節も健在。でも、お爺ちゃんが喋ってる。45歳なのに45歳に見えない。完全にパンチドランカーな辰吉の姿があった。

なぜこの映画を上映しようとしたのか?


ネタバレします。





















引退したら映画化しようとしていた監督。しかし辰吉は引退しない。しびれを切らし、息子がボクシングデビューするのを機に、映画化に踏み切ったそうです。起承転結なく、初めから終わりまで辰吉のインタビュー。ファンにはたまらない映像だ。しかし、このインタビューを望んでいる人がどれだけ居るのか疑問に思った。辰吉丈一郎がボクサーだったという事すら、知らない人も多くなってきているのではないだろうか?4~5年で引退するであろう。その時に公開しようとインタビューを取り始めた阪本監督の誤算だったのであろうが、上映のタイミングが遅れたのは痛かったと思わざるを得ない。それほど辰吉丈一郎な映画だ。辰吉しか出てこない。彼の家族の姿もあるが、完全に辰吉丈一郎物語だ。辰吉を知らない人は、全く面白くないだろうと言う感想を抱く。その理由の1つに、試合のシーンが少ない事がある。少ないと言うよりも、殆ど試合の映像はないと言った方が良いだろう。唯一、晩年のらしくない試合のシーンしかない。

テロップで、対戦相手が流れる為、いつ撮ったインタビューかは分かる。せめてその試合、その試合の映像を流してくれれば、辰吉の言葉の重さも違って来るように感じたのだが、大人の事情の為か、試合の映像は皆無だ。歴代の試合が見られれば、それだけで見る価値があり、凄いボクサーがいた事を証明できるのに、残念で仕方がない。辰吉丈一郎は現役であると公言し続けているが、今の辰吉に、20年前の辰吉の真似は絶対に出来ない。

やはりこれが辰吉だろ。



生の辰吉丈一郎。思ったより小さい。目の前を通り過ぎる彼の姿に、興奮よりも冷静な思考が働く。かつて依存した人間が、朽ち果てていく事に、自分の位置を図ろうとしたのだ。

以前TBSの番組で特集が組まれた。その密着ドキュメントに、かつての辰吉の姿はなかった。その時に、人は劣化するのだと気付いた。カッコ良い一時代を築いても、それは永遠ではないと悟るのに十分な番組だった。華麗だった辰吉のボクシングは見る影も無く、ただただサンドバッグの様に殴られていた。昔だったらノーガードでかわしていたであろうパンチをこれでもかと浴びていた。

この番組だ。



あの試合後から、話し方がおかしくなった様に感じる。映画でも残酷な程に、その経過が伺える。

映画上映後に、阪本監督と辰吉丈一郎が舞台挨拶で現れた。目の前を通り過ぎる事に興奮と複雑な思いがあったが、やはり嬉しい。ヨレヨレのジャージ姿の辰吉に、せめて洗濯後のパリッとした物を着ればとも思ったが、これが辰吉。ブレない生き様に共感する。

近くにいた関係者に写真を撮って良いか確認するとNGが出た。仕方なくカバンにカメラをしまった。しかし、客席中央では写真やムービーを撮る人が見える。確認せずに撮れば良かったと少し後悔したが、ルールを守れた事に安堵した。自分は哲学の木を伐採させてしまう人間ではない事が証明出来たからだ。

舞台挨拶を興味深く拝聴する。マイクを口に近づけない辰吉。全く声が聞こえない。監督が何度も彼の腕を上げていた。短い時間で挨拶は終了するのかと思っていたが、思ったよりも長く感じた。舞台挨拶が、この様な形で行われるという事を初めて知った。現役に拘る辰吉が最後に〆た言葉は、「必ずチャンピオンベルトを巻きます。」だった。場内から拍手が巻き起こっていたが、ワシは少し冷ややかな目でその場を見守っていた。でも、チャンピオンに返り咲く。この言葉に魅せられるファンは少なくないはずだ。辰吉物語はまだまだ続く。

舞台挨拶を終え、再び目の前の通路を通り過ぎて行く。隣に座っていた男性が急に立ち上がり辰吉に握手を求めた。これに応じた辰吉、次の瞬間彼がよろめいて転倒しそうになった事を見逃さなかった。もしかしたら、ボクシングどころではなく、私生活でも支障が出るほどの症状なのかもしれないと、余計な心配をしてしまう。きっと辰吉も「余計なお世話や」と言うはずである。もう死ぬ以外にボクシングから足を洗う事は出来ないのではないかと言う思いが込み上げる。

辰吉が見たいのだが、見たいのは老いた辰吉ではない。グレグ・リチャードソン戦が絶頂期だと考えると、それまでの試合が辰吉だ。そこから雑草のように何度も立ち上がった男。しかし、もう休んでくれ。もう十分だよ。

ワシは辰吉丈一郎を卒業する事にする。

piccolo

クリード チャンプを継ぐ男



夜勤前に映画鑑賞です。piccoloです。



クリードを見てきました。感想を書きますが、ネタバレします。どこまでがネタバレか、色々な人の記事を見ました。皆上手く書かれていますね。そして自分と同じく、涙した人が多かった。そのポイントは人それぞれでしょうが、涙がグッと溢れて来る映画でした。脚本と監督にあっぱれです。

今回、ロッキーシリーズで初めてシルベスタースタローン以外の脚本だそうで、当の本人も脇役に徹しているとか。確かに主演と言うより、クリードを引き立てさせる立ち位置でした。


ネタバレします



















物語は施設で緊急サイレンが鳴り響く所から始まります。おそらくは少年犯罪から、彼らを育成する施設というのは容易に想像出来ます。このシーンで、アポロの息子は道を踏み外したんだとすぐに分かります。切なかったのは、施設の中にAIDS感染者を分けた収容所があったこと。AIDSと書かれた扉から沢山の子供達が守衛の監視のもと、列をなして歩いてきます。事情はそれぞれあるでしょう、しかし彼らは隔離された空間で育成を余儀なくされるんだろうなぁと、時代の問題を遠く思いました。そこに鳴り響くサイレン。一瞬なんの映画かわからなくなりました。緊急自体に慌しく施設は動き始めます。観客は一気に引き付けられ、次のシーンでアポロの息子を目にします。その血を受け継いでいる事を印象付けるには充分なファイティングシーン。こうして彼は彼の中に眠る闘争本能と向き合いながら、更生施設に送られて来たんだと、ナレーションもないままに理解出来ます。その演出の上手さに息を飲みました。そして彼の元を訪れたのは、紛れもなくアポロクリードの実妻、メアリー・アンでした。アンはアドニスを引き取るために更生施設を訪れました。アドニスは、アポロの愛人の子だったのです。

現代に移り、その後エリートの道を歩んだであろうアポロJr.。彼の中の闘争本能と、亡き父への思いに嘘はつけません。彼は会社を辞め、ボクシングの道へ進むことを選択します。メアリー・アンは、そんな彼を勘当するのです。ジムでも相手にされないアポロJr.は、自分にボクシングを教えてくれるトレーナーを探しますが、なかなか見つからず、ついにはロッキーバルボアを尋ねるのです。

ロッキーに会いに行くまでの流れにキュンキュン来ました。そしてついに顔を見合わせる2人。ロッキーの素朴な人柄と、アドニスの若さがぶつかり合い、レストランのシーンは息を飲みました。ロッキーとアポロにしか分からない秘密をロッキーに喋るアドニス。「なぜそれを知ってる?俺とアポロしか知らない事だぞ」アポロの息子である事をカミングアウトするアドニス。世代を超えた繋がりに、先ず涙するワシがいます。

トレーナーになる事を頑なに拒んでいたロッキーは、彼の熱意に負けてボクシングを教え始めます。基本重視の原始的な練習。着実に基礎を重ね行きます。鶏を追い回す方法も健在。ロッキーシリーズを知ってる人には、たまらないオマージュ的なシーンが詰め込まれています。

ロッキーがトレーナーになった事で、ビジネスチャンスを狙い、試合が組まれます。アポロクリードの息子と言う事実を隠して試合に臨みますが、相手のセコンドによって、それが明るみに出てしまいます。ロッキーがセコンドで、アポロJr.が試合をする。そこにビッグマッチのオファーが届きます。相手はキレると手が付けられないイギリスの王者コンラン。とても敵う相手ではありませんが、敵は己の中にあるとオファーを受けるのです。地獄のトレーニングは開始されますが、ロッキーに異変が起きます。嘔吐し、突然倒れこむロッキー。実はエイドリアンと同じく、癌に蝕まれていたのです。

その事実を知ったアドニス。ロッキーに化学治療を受ける事を悲願しますが、彼の意思は変わりません。治療で衰弱していくエイドリアンを目の当たりにし、その方法が空しい事を知っていたのです。自暴自棄になり暴力事件を起こすアドニス。バラバラになったパズルですが、アドニスに眠る父の大きさ。その背負わされた十字架を見たとき、ロッキーとの信頼が復活します。その台詞一つ一つに、いちいち涙が溢れます。敵は己の中にあり。地獄のトレーニングは再開されます。同時にロッキーも地獄の科学治療を受けるのです。

この映画、紛れもなくロッキーシリーズです。もちろん最後はボクシングの試合があります。これが実にリアル。まるでWOWOWの放送を見ているかのような臨場感があります。

いよいよ試合開始。まるで歯が立たないアドニス。殺される前に試合をやめよう。そんな邪念を吹き飛ばす第二ラウンド。アドニスの右フックが当たります。左頬から出血するコンランに「お前も俺と同じく流血してるぞ。俺とお前に違いなんてない」とゴング後にタンカを切るアドニスに見ているワシの興奮はマックスに達します。つい首を動かしながら試合の流れを追ってしまいます。やはり一筋縄では行きません。もしかしたら殺されるかもしれない。父の様にリング上で死ぬかもしれない。そう覚悟した最終ラウンド。最後までリングに立っていたのはアドニスでした。しかし、コンランはゴングに救われノックアウトを免れます。

結果は…

新チャンピオン。と言うレフリーの掛け声はなく、チャンピオン防衛のアナウンス。殺されかけたアドニスがポイントでリードしている事は皆無でした。しかし実況でこう伝えられます。「コンランは試合に勝った。アドニスは勝負に勝った」まさにその言葉通りの試合でした。アドニスは父アポロの亡霊に打ち勝った瞬間でもありました。

もう涙は止まりません。映画館内は嗚咽で溢れていました。

ラストシーンは、例の石段を2人で登ります。病み上がりのロッキーは、歩いて登る事は出来ないと拒みますが、2人は石段の上まで上がりフィラデルフィアの夕日を共有し、幕は降りるのです。

しばらく動けませんでした。もしかしたらロッキーシリーズで一番良かったかもしれない。もう一度1~6までのロッキーシリーズを見てみたくなった。決して比べられる作品じゃないだろうけど、スターウォーズ ~フォースの覚醒~ よりも何百倍も素晴らしい作品だった。

年明け1発目に見た映画だったが、その後の夜勤が憂鬱なものでなくなるぐらいの勇気と感動を貰った。素晴らしい作品に感謝である。


piccolo

スターウォーズ フォースの覚醒



http://www.kotaku.jp/2015/08/17-facts-about-star-wars-the-force-awakens.html

遠い昔、遥か彼方銀河系で…
piccoloです。

このタイトルからのオープニング、大興奮ですね。スターウォーズを初めて映画館で見ました。スターウォーズのテーマを、大スクリーンと大音量で体験するだけでも映画館で見る意味があります。IMAX 3Dと言う音が良い映画館で鑑賞しました。話題の4Dには興味がなく、2Dで良いんだけどと思っていましたが、都合の合う上映時間がなく、IMAX 3Dを選択した次第です。

ネタバレと悪い感想が続きます。



最初の1時間くらいは迫力の映像が続き、大興奮で見られますが、相変わらずストーリーは面白くないのに加え、リアリティーのない設定に興醒めでした。やはりお祭り気分で雰囲気を楽しむだけの映画ですね。ターミネーターの様に思い入れのあるストーリーではないので、音と映像を楽しめたのと、ハリソンフォード、キャリーフィッシャー、マークハミルの現在の姿で、それぞれの役を見れたのは良かったです。皆んな歳をとりましたね。ターミネーターは、新しいシリーズが出ると悪い評価が並びますが、このフォースの覚醒がどう評価されるのか気になります。こう言う思い入れの強い映画の続編が、どれ位ファンの心理を納得させられるのでしょう。思い入れのない自分は、面白くなかったと吐き捨てられるのですが、ファンの人たちは面白い部分を切り抜いてくるのでしょうから、自分の感想と比較してみたいと思います。

何が面白くないのでしょう?

•設定にリアリティーがない。
•レンが弱い
•レイが強い

設定にリアリティーがないのが全てです。ルークスカイウォーカーの居場所を記した地図を探すために、冒頭で1つの村が全滅します。まさに皆殺しで、レンの残虐性をアピールするにはとても良いシーンだったと思います。女も子供も関係なく撃ち殺され、村長はレンのライトセーバーで斬り殺されます。展開に期待したのは間違いありません。しかし、ストーリーが進むにつれてレンの中途半端な立ち位置が気になり始め、最後はとうとう素人に負けてしまうと言う。対してレイの強い事。突然フォースが目覚め、修行もなしに超能力が操れる様になる。全くもってリアリティーのかけらもありませんでした。

惑星のシールドを破壊するのも、敵のアジトに潜入するのが簡単過ぎます。セキュリティー甘すぎだろ。で、簡単にシールドを破られ、え?そんな攻撃で惑星が滅びるの?って作戦でデススターの何倍もある惑星が吹っ飛びます。

ハハハ

自分はこの映画ダメでした。

piccolo

図書館戦争 THE LAST MISSION



「お疲れ様です」は、目上の人に使う言葉ではありません。piccoloです。

戦闘シーンやサントラは申し分なくカッコ良いんだけど、ストーリーがイマイチ分からないんです。なぜ本を守る為に命を懸けて戦うのかが、全く理解出来ません。映画の中に出てくるメディア良化法が、今の日本の何を比喩してるのか?そこが分かればまだ救われるんだが。

犯罪につながる可能性のある描写がある本は全て破棄する。その暴挙から本を守るのがタスクフォースなのだが、たかが本一冊の為にあれだけの血が流れないだろ!もうツッコミどころ満載。

前作では、テロリストが相手だったので、まだ善と悪が分かりやすかったのですが、今回は日本の中の組織同士が戦うのでどっちが善で、どっちが悪かわかりにくいのに始まり、無駄に音楽のスケールが大きくて、流れるタイミングがそこじゃないと言う痛々しい映画。見所の岡田准一さんのアクションも、なぜか暗い夜に行われてるという設定で、誰が岡田准一なのか分からないと言う。しかも、そのアクションが暗くて殆ど見えないと言う。S程ではなかったが、もう邦画は見たくないという印象は拭えないのです。

冒頭の言葉、深夜番組でタモリ氏が発言して物議を醸し出しています。ご苦労様、お疲れ様の使い方。もう一度【お疲れ様】を使う場面を考えて欲しい。ラストシーンで、上官に向かってお疲れ様でしたと敬礼するが、上官に向かって言う言葉ではないと思う。他に言葉は見つからないが、この場面で、救いようがない映画と認定。がっかりした気持ちで映画館をあとにした。

音楽も戦闘シーンも良い。だけれども、なにか噛み合わない残念な映画でした。

piccolo

S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE



今日も映画を見ました。piccoloです。

S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTUREを見ましたが、昨日見た天空の蜂とは真逆の出来。同じ日本の危機を描いているのに、リアリティーの欠片もありませんでした。

突っ込みどころ満載の映画。キャスティングも脚本もクソでしたね。ただ、隣に座っていた小学生の表情に救われました。大人は面白く感じなかったけど、子供には夢がある映画だったんだと。子供が楽しむには、リアリティーは必要ない、そう感じました。

でも、突っ込みどころを書かずにはいられません。

特殊部隊が特殊部隊に見えません。失敗だらけです。任務につく時に、スマホを見てる。これから日本の未来をかけて戦う特殊部隊の隊員が、スマホを見てLINEしてる。笑って物も言えません。

吹石一恵が急激に老けた。

向井理が下手すぎる。岡田准一だったらまだ楽しめた。学芸会並の演技に興ざめである。

テロリストが、日本の未来を案じていた。実はこの前提が間違えてるから物語が組み立てられないのでは?ドラマでテロリストだったMことマサキ。オダギリジョーはカッコいいけど、Mはダメ。

何度も途中退場したかったけど、お金払ってるからしなかった。まあこんな映画もあるね。一つ共感したのは、天空の蜂でも同じ事を言っていた、今の日本を良い物に変えるには、1度壊さないとならないのだという事。原発にヘリを墜落させるのも、東京湾で多量のウランを核爆発させるのも、方法は違えど意義は一緒。けっきょくこの国がクソであるが為に1度壊さないと再生出来ないと言う。

総理役の辰巳琢郎さんが、安倍晋三にソックリだった演出は好感が持てた。

piccolo

天空の蜂



ガンガンネタバレします。





高所恐怖症なpiccoloです。

天空の蜂を見て来ました。好物のテロ物です。テロリストにBig Bと言うヘリを奪われ、原子力発電所に墜落させると脅されるのですが、犯人の思惑が最後まで解りません。そして蜂の習性を語る犯人。「蜂は巣を守るために囮を置く。その囮が外敵にやられている間に、その敵を取り囲む。」と。まず犯人が複数だった事に驚きますが、その主犯がまた更に驚きます。物語の中では明らかに綾野剛さんが犯人ですが、それは囮に過ぎないのです。

ストーリー

~公式サイトより~

1995年8月8日。最新鋭の超巨大ヘリ《ビッグB》が、突然動き出し、小学生の高彦を乗せたまま、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止した!遠隔操作によるハイジャックという驚愕の手口を使った犯人は〈天空の蜂〉と名乗り、”日本全土の原発破棄”を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する。機内の子供の父親でありビッグBを開発したヘリ設計士・湯原(江口洋介)と、原発の設計士・三島(本木雅弘)は、上空に取り残された高彦の救出と、日本消滅の危機を止めるべく奔走するが、政府は原発破棄を回避しようとする。その頃、《ビッグB》と原発を開発した錦重工業総務課に勤める三島の恋人・赤嶺(仲間由紀恵)は、周囲に家宅捜索の手が伸びる中、密かに恋人の無事を祈っていた。一方、事件現場付近で捜査にあたる刑事たちは、《ビッグB》を奪った謎の男・雑賀(綾野剛)の行方を追跡。聞き込みを続けるうちに、衝撃の真相へと辿り着いていくー

ここが見所

ヘリに取り残された湯原の息子高彦の救出シーン。地上800メートルでのアクションはまるで自分がその場に居るスリルを味わえる。ビッグBへ乗り込むには、ギリギリまで近づきワイヤー銃でロープを結ばなくてはならない。訓練にもない、行き当たりばったりの作戦が決行される。共倒れの危険からビッグBに近づけないジレンマ。ロープが届かないもどかしさ。最後のワイヤーがなんとかビッグBのクレーンに引っかかる。それを取る為に壁をよじ登る高彦。自衛隊の「危ない!よせ!」の声も届かないのか、一心不乱にロープに手をかける。その時足を滑らせ壁から落ちてしまう高彦。観客の誰もが「あっ」と手に汗握ったに違いない。しかし、本当のスリルはこの後に起こるのだ。

この救出シーン、自衛隊、原発職員、報道陣、官僚、警察、それぞれの立場から描かれているのは演出だろうか。誰もが子供の救出を願うのだが、立場の違いでその命の重さが変わって来る。この映画の大きなテーマの伏線と言える。

墜落まで残り数時間

東日本大震災の時も、リアルに同じ光景を目の当たりにしたが、上の人間の愚かさが浮き彫りになる。原発所長は、原発を守る事もさることながら、職員の命も守らなくてはならない。天秤にかけられるはずのない命が、簡単に秤に掛けられる。墜落の前に、原発を停止させ安全に冷却させる作戦が組まれるが、ビッグBは赤外線でわずか数分の冷却水の変化を見抜く事が解った。その変化で墜落の可能性がある事を察知した所長はすぐに原発を止める事を中止させる。墜落した時に一番安全な場所は何処か?原発に爆弾を積んだヘリが墜落したら、その場所から半径250キロメートルは死の場所と化す。安全な場所などないのかもしれないが、可能性としてドーム内が一番安全である事が解って来る。墜落と同時に原発を停止させ、職員を安全な場所まで誘導する。それを消防隊が行うが、消防隊長は職員の命を守らなくてはならない。白熱する議論の中、命の大きさが秤にかけられる。

この映画の伝えたい事

東日本大震災、特定秘密保護法案、安全保障法制、嫌な方向に進んでいるとしか思えない昨今、クソみたいに無駄死にしている者がある。原発が安全なんてもはや空相だ。想定外の事態なんて言い訳にもならない。いつか、いつの日か、恐ろしい事態が起きる時が来る。それまで臭い物にフタをし続けて来た、我々に対する警笛ではないだろうか。知らないでは済まされない、そのツケが必ず来るんだと。

感想

物語が良い。アクションやCGなどはイマイチだが、脚本は素晴らしいと思った。そして人の知らない所で犬死に同然の死があると言う演出も興味深い。親になった今、目の前で子供が自殺をする。それを止められなかった、守れなかった気持ちを思うと胸が張り裂けそうになる。映画を見終わったあとも、その事が引っかかっていた。主人公の湯原が、真実から逃げる姿も自分に被る。彼が臨月の妻を置いて出張した本当の理由は、父親になるのが怖かったとカミングアウトするシーンがある。ワシもそうだ。自分の遺伝子を引き継いだ魂が、この世に誕生するのだ。怖くない訳ない。人は言う。「お父さん似ね」と。それを言われる度に、自分の遺伝子を引き継いでいる事に恐怖する。

物語の設定背景は、1995年だ。エンディングでは、16年後が描かれている。2011年3月、あの震災でヘリで被災地を救助活動する一人の若者の姿があった。それが、あの日ビッグBに取り残された湯原高彦だ。時代の移り変わり、そして繋がりに涙が出た。我が子の未来に、何かを繋ぎたい。そう思う。そして、彼らの未来が、明るい物である事を祈っている。

piccolo


HERO

邦画はDVDで良かとです。piccoloです。



ヒーローを見てきました。映画が公開されるにあたり、過去のドラマを一挙放送していて夢中になりました。正義を貫く木村拓哉さん演じる久利生公平の姿もそうですが、脇を固めるキャストのキャラクターもこのドラマの見所でした。この年になると、久利生の正義感は眩しすぎて見るに耐えないのですが、見始めるとどうしても見てしまう魅力がこのドラマにはある気がします。

ドラマのセカンドシーズンには、吉田羊さんや、松重豊さんなど、個性的な俳優さんが数多く抜擢されていましたが、やはり吉田羊さんが上手ですね。何気ない一言が台詞と台詞をうまく繋いでいる気がします。

ファーストシーズンでは、松たか子さんとの恋愛が見所の一つでしたが、今回のMovieでもその行方が見所となっています。

映画の内容は面白かったです。ただ、3つ言いたいことがあります。

1) 映画館で見なくてもいい。
2) 無駄なシーンが多い。
3) 久利生公平が老けた。

この3つが、観終わった時に思った感想でした。

1) 大スクリーンで見るような内容ではありません。DVDでじゅうぶん魅力は伝わります。

2) おそらく無駄なシーンをカットすれば、90分に短縮できそうな気がします。1番無駄だと思ったシーンは、ペタンクと言う球技のシーン。玉をスローモーションにする必要がないし、2001年宇宙の旅にかぶせて惑星視させる意味も不明。あのシーンだけでも数分は短縮できるでしょ。

3) 1番の印象は、木村拓哉さんが老けたこと。顔が引力に逆らえないような、飲んだ次の日のような、終始顔が浮腫んでいるんですよね。せっかくのHEROなのに、あれじゃ、ただのヤンチャなオッサン。ファンの人には申し訳ない意見ですいません。

逆に面白かったのは、食は国境を越えると言う発想。ネウストリア料理は、ソーセージだった。それをネウストリア人は、1日に7本食う。日本にただ一つのネウストリア料理店で、奇妙な酔っ払いと出会う久利生と麻木。そこでネウストリア人は、日に7本ソーセージを喰らい、ペタンクが大好きだと言う事を教えてもらう。後にこの酔っ払いが大きな鍵を握るのだが、決して机上の交渉では成し得なかった物が、その国、人を理解しようと一歩踏み出せば、案外容易に見えてくると言う演出。これは一つの見所でした。

あとは松重豊さんのキレ演技。お偉いさん相手に、熱い理論を叩きつけるシーンは見応え十分だった。

そして久利生と雨宮の恋の行方。個人的にはどうでもいいっす。まっ、印象としては、恋愛を描くには、2人とも年を取り過ぎてしまったなと思います。

好き勝手書いてすいません。結論としては、楽しませて頂きました。次は迫力のある作品を見ようと思います。

piccolo

ターミネーター:新起動/ジェニシス




ターミネーターが好物です。piccoloです。

公開初日に見てきました。もう大興奮です。



ターミネーター4 (実際はPart4ではないらしいが)も嫌いじゃなかったが、今回の新起動ジェニシスもかなり良かった。アメリカでは大ゴケらしいが、忠実に1のストーリーに繋げてた事は評価出来るだろう。なるほど、そうやって1984年に送られて来たのね。と言う描写が描かれていて、今までは想像の中でしか再現出来なかった未来像が見事に映像化されていました。ターミネーターファンなら大喜びの1984年のシーンを、現キャストが演じて行きます。町のチンピラに服をよこせと絡んで行くシーンもあり、カイルリースがデパートで服を盗んで行くシーンもある。ナイキのスニーカーをフィッティングルームで履くシーンも再現されていました。しかし物語は時間軸がずれている事から、Part1の物語にはなりません。Part1のターミネーターは、Part5のターミネーターにやられてしまい、代わりにPart2の液体金属のターミネーターに狙われるのです。で、カイルリースとサラコナーを守るのは、Part5のシュワちゃんで、なんだか滅茶苦茶な気もするのですが、新たなストーリーとしては良いのかもしれません。

時間軸が絡む物語が大好きです。もうハチャメチャなストーリーなんですが、嫌いじゃないんですよね。サラコナーが9歳の時に既にターミネーターに襲われていたとか、そこからシュワちゃんタイプのターミネーターに育てられたとか、1984年のサラコナーが既にカイルリースよりも逞しいとか、もはやカイルリースは過去に戻って来なくても良かったんじゃねえ?と思える様なタイムスリップですが、そこは上手いこと時間軸合わせて来てましたね。


ここからネタバレします









しかし納得が行かないのは、ジョンコナーが、スカイネットだったと言う事。おいおい、過去の4作品の苦労はなんだったんだよ。確かにスカイネットをシャットダウンして人類は勝利したかに見えた。だが、システムの具現化がターミネーターと言うことで、敗北を予測したスカイネットがジョンの魂を乗っ取ることに成功。結局今回のターミネーターシリーズである新起動ジェネシスは、ジョンコナーと闘うのである。Part1、Part2で守ってきたものが敵になるとは…
ここだけは納得が出来なかったのだが、スマホやタブレット、ソフトやアプリ、全てが同期するとスカイネットが起動する仕組みはとても興味深かった。機械に使われる時代は既に始まっている。ある日突然それは起動し、暗黒の時代は幕を開ける。大好きな映画と、システムに使われる恐怖を、夢ではなく、現実の物として受け止める日が来る。そんな妄想を強く抱くのです。

色々妄想して帰ってきましたが、やは。この映画が大好きな自分がいるのです。

piccolo

予告犯

明日の予告を教えてやる!
piccoloです。



久しぶりに映画館へ足を運びました。あまり良い映画やってなかったけど、気分転換をかねて行ってきました。猟奇殺人物かと思って見たかった予告犯を見ました。

見てみると、猟奇殺人ではなく、愉快犯物でした。ネットユーザーに揺さぶりをかけて、ヒーローになって行く。こう言った展開多くなってるなぁ。単独犯と見せかけて、実はネット予告している犯人の他に、もう3人の仲間がいる。なぜこの4人が、この様な事をし出したかが、現代の闇の部分を映し出している。うつ病、失業、ブラック業者、引きこもり、ニート、何かの理由で働けなくなった人間達の復讐劇と言った所か。

しかし終盤、その理由が明らかになった時、「人は案外、役に立つのなら小さな事でも動く」その台詞のままの展開が待っている。ネットを利用し、日本中を騒がせた彼らがとった結末とは?その方法も、今っぽいと感じる。しかし全ては、生田斗真さん演じるゲイツの思惑通りに運んでいくのだった。

実に切ないエンディングだった。監督は、ゴールデンスランバーの中村義洋監督。犯罪の一つ一つを残酷にせず、間抜けな描写にした所に監督の意図を感じた。

彼らシンブンシ達の願いは叶う事になる。自らの命をかけ、成し遂げたかった物。「人は案外、役に立つのなら小さな事でも動くものなんだ」この映画が語りかける物、現代の闇は案外近くにあるのかもしれない。

piccolo

12モンキーズ

映画ネタを立て続けに申し訳。piccoloです。



エアフォースワン、ザ•ロック、さて次は何を見よう? 迷わずプレイヤーに叩き込んだ作品は、12モンキーズ。これもストライクゾーンど真ん中。ワシのツボ…
1にゾンビを含むウイルス物。2、陰謀論。3、タイムスリップ。このキーワードがある映画が好きだと言うことが判明して来ている。12モンキーズも、ネタバレするが、ウイルス物にタイムスリップ物である。初めて見た時は、VHSのビデオだった。しかしその世界観に馴染めなくて面白くないなぁと思っていた。当時注目されていたのはブラッドピットのキレた演技。まさかこんな緻密なストーリーが隠されているとは思っても見なかった。12モンキーズはフェイクで、実は細菌兵器テロ物。そこにブルースウイルス演じるジェームズ•コールがタイムスリップを経て事実を明らかにして行く。中盤、タイムスリップが現実の物だと言うことに気付く精神科医の錯乱辺りから面白くなって行く。全く未来像に興味はなかった。

残念ながら物語にブラピの演技は全く関係なかったが、かなりの熱演だ。役作りに頭が下がる。しかし、物語の鍵を握るのは、デヴィッド•モース演じるDr.ピータース。彼が世界を破滅に導く悪魔なのだが、その光景を世代を超えた2人の人間が目撃している。そのラストシーンにあっぱれの唸り声をあげてしまうわけだが、ザ•ロックにも出ていたこの名脇役のデヴィッド•モース。記憶に残っているのはダンサーインザダーク。善人面した悪人が似合う印象だが、良い役もやっているんだな。

なぜウイルスをばら撒いたかは説明されていないが、先日の墜落事故では副操縦士が故意に墜落させた疑惑がある。所詮映画の中の妄想だと考えたいが、そんな曲がった自己顕示欲を持つ人間が故意に世界を滅ぼすとしたら?そう考えると映画とは言えない説得力を感じた。

piccolo

ザ•ロック




エアフォースワンを見て、90年代のアクション映画を見返している。これも何度も見たTHE ROCKだ。

マイケルベイの映画は好きじゃないが、エンドクレジットを見てこの映画がマイケルベイフィルムだと言うことに若干驚いたが、傑作は傑作として流そうと思った。

多分過去にレビューを書いているのでストーリーには触れないが、息つく暇のない展開に相変わらずやられる。でもツボはあるようで、ウイルス物なのだ。化学兵器を縦に国を脅す内容。なぜここまでウイルス物にトキメクのか謎だが、とにかく惹かれる。未来に起きるであろう事態を予測していなければ良いが、とにかく戦争は海からやって来て、争いの中で細菌兵器や化学兵器が使用されるのは幼い頃からビジョンにあった。

それはさて置き、ショーンコネリーの渋さに惹かれ、エドハリスの問答無用の男気がとにかく良い。マイケルビーンの存在感もあり、ニコラスケイジの若さも笑える。

もう一つのツボは陰謀論。エンディングは、アメリカの機密事項を爽快に掻っ攫って行く。ケネディ暗殺の犯人やらなんやら。その時はただ爽快だったエンディングだが、ショーンコネリーの役がメイソンだった。陰謀論とフリーメイソンがこの映画には隠れているのではないかと、新たな妄想が生まれた。

まあ、19年前の映画でこんなにも楽しませてくれるんだ。感謝である。

piccolo





エアフォースワン



97年の作品。アメリカ万歳な映画なのだが、当時映画館で見た時から大好きな作品。正義と悪が分かりやすく、見ていて爽快だからだろう。現在とはかなり情勢が違うが、ラデクと言う名のテロリスト役がビンラディンを連想すると当時感じたような、そうでないような。本編では、ラデクの人物像が描かれていないが、彼を崇拝する実行犯が残虐な為に自然とラデクが卑劣であると言う印象を持たせてくれる。その実行犯を演じて居るのが、ゲイリーオールドマン。卑劣だが、頭が良い。そんなテロリストを憎らしい程に演じている。

約20年が経った今、深夜に放送された物を録画して改めて見たが、やはり面白かった。何度も見たのだが、大統領自ら戦う作品がツボなのと、飛行機が好きなのだと思う。後半、テロリストを排除した機内に緊張が走る。六機のミグ戦闘機がエアフォースワンに向かっているのだ。この時エアフォースワンの舵をとっているのも大統領本人なのだが、「マジかよぉ…」ってリアクションがミグが凄い戦闘機であることを物語る。ミグが迫る展開に、「おいおい。何度も楽しませてくれる映画じゃないか。」と、初めて見た時は歓喜した。ジャンボとミグとの攻防。味方は間に合うのか?それが冒頭に貼り付けてあるYouTubeの動画だ。ミグに撃墜されるところを、体を張って体当たりさせるシーンはアメリカぽくないけど、最後の最後までドキドキさせてくれる映画だった。

新しい作品よりも、この当時心踊らせた作品を好む。次はTHE ROCKを見ることにしよう。

piccolo

バックトゥザフューチャー



映画って、本当に良いもんですね。piccoloです。

懐かしい映画を見ました。バックトゥザフューチャーです。え、今更?って感じですが、引き出しから出てきた三部作の完全DVDセットが見てくれと訴えかけてきたのです。久しぶりにDVDをプレイヤーに叩き込みます。

1985年、自分が中2か中3の時の作品なのだが、当時はとてもセンセーショナルな内容でした。タイムトラベルと言う、時間軸を超える複雑な展開を、時代の描写で上手く見せていました。主人公がトラブルから30年前にタイムスリップしてしまい、現代に戻るために奮闘するのですが、その描写が古き良きアメリカで、ストーリーが進むに連れ、その世界に引き込まれていく。

動画にもある主人公のマーティー•マクフライが演奏するジョニーBグッド。それを聞いたこの時代のミュージシャンがチャックベリーにこの曲スゲーぞと、電話をかける。それが名曲が生まれたきっかけだ。と言う洒落たシーン。こんな、思わずクッとニヤけてしまうシーンが目白押しで、台詞一つ一つが実に面白い。ストレートで分かりやすいギャグが、当時の自分にも理解出来た。何度見ても面白い。改めて良い映画だ。

総合評価
★★★★★


piccolo

サイレンを見た





あれ?邦画だったっけ?piccoloです。

久々に映画を見ました。WOWOWでやってたものを録画した奴があったので、ここ最近の暑さを吹き飛ばすつもりで見ました。

ん?サイレンって邦画?以前見たことがある洋画を想像してたのでちょっとビックリしました。よく考えたら、それはサイレントヒルでした。あの無意味に焼き殺されてしまう女性警察官の描写がエグくて、それを鑑賞して涼しくなろうと企んでいたのですが、見事に裏切られました。

サイレンが鳴ったら、外に出てはならない。阿部寛さんの演技が光ります。サイレンが鳴るとゾンビが現れるんだろうなぁ。と言うフリでしょうね。ゾンビだとしたら、なぜゾンビになったのか?好物のゾンビ物であろう事に期待しました。

しかし、ゾンビ物ではなく…







ネタバレすると思います。











確かにゾンビらしき物は出て来ますが、オチが全てを物語ります。ゾンビが生まれる背景などどうでも良くて、それは幻覚であったってオチ。嫌いじゃない展開なんだけど、このオチ使うとなんでも出来ちゃうんだよね。だったらもっと違う着地を見せて欲しかったとも思う。

でもこの映画、リアルにありそうな感じが逆に怖いかも。こんな子居るよ。

piccolo

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